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結局は人間の思いなんだよって話

実は最近、何度も何度も読み返している記事があって、十分味わったので、皆さんにもシェアしたいと思います。是非、全文お読み頂けたらなぁと思います。

何が「経済成長を推進するのか。これは要するに人間だということです。人間の創造力だということです。(中略)そういうものが自由に発揮されるということがあって、はじめて経済の成長を推進するような力が生まれてくる」と(高度成長を理論づけたエコノミストの下村治は)述べていた。

この文章の前段には、こう書かれています。

下村は「私は経済成長についての計画主義者ではない」「私の興味は計画にあるのではなくて、可能性の探求にある」

なんて良い言葉。

人の可能性を探求し、それを開放することが力となりうねりとなって経済を動かしていくとすると、とてもロマンを感じますし、実際のところそうしたことなんだろうなと私の直感が告げています。

そして、あのケインズもこう答えていたと言います。

ある人が、では何が経済成長をもたらすのかと(ケインズに)問うたところ、答えは「アニマルスピリット」だった。要するに、人間の創造力ということである。

とても考えさせらえる内容で、よく練られた計画や枠組みがあってもそこに入る魂のようなものが無ければ、その計画や枠組みが全く機能しないのは理解できると思います。

家庭、企業、地域、国といったレベルの関わらず、多くの人を巻き込んで目的を達成するという全体的な視点と個人としてどう貢献できるかという個人の視点の両輪があってこそ、人の創造力が発揮されるのかなと思っています。

そして、トップは嘘を付かず、公明正大な議論を良しとして欲しいし、個人としては意見をしっかりと伝える。当たり前のことを当たり前にやるのが本当に大切だと思うんですよね。

何か聞いたことがある内容だなと思ったら、高校の社会で習った覚えのある五箇条の御誓文の内容を思い出しました。

特に、この部分が人の創造力を発揮させるに必要なものかなと思うんです。

一、広く会議を興し万機公論に決すべし
  (みんなで公明正大に話し合い決めよう!)
一、官武一途庶民に至る迄各其志を遂げ人心をして倦ざらしめん事を要す
  (各自の志し遂げられるように、人々に希望を失わせないのが大切!)
一、旧来の陋習を破り天地の公道に基くべし
  (悪い習慣を捨てて、道理に基づいていこう!)

私たちには多くの能力があり、可能性もありますから、それをしっかりと社会に活かし、個人の幸せが得られると良いなと思っています。


正直、嫌なことが多い世の中になってしまいましたし、ムカつくことも本当に多くなりました。不平不満を言ってしまうのも致し方ないと思います。

でも、そのあとに私たちは再び立ち上がって、歩き始める必要があると思うんですよね。いつまでも不平不満を言い続けても仕方ないですし。

そんなことを考えているうちに、国に頼らずに自立して生きられるように私はなりたいと最近強く思うようになりました。私の家族には幸せになって欲しいし、その手伝いもしたい。無理のない範囲で、他の方にも手を差し伸べたいとも思っています。

そのためには、自分の頭でしっかりと考えられるように、普段から色々と学ぶことは必須だと思っています。こうしてアウトプットすることも、自分の中の学びを固定化するための手段として優れていると思っています。

良い決断をするためには良い情報をしっかりと頭にいれておくことは本当に大切だというのは皆さんも納得して貰えると思います。


「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちから何を期待しているかが問題なのだ」
V・E・フランクル 「夜と霧」より引用

私たちは日々の生活から色々な学びがあり、上記にあるように自分の人生に意味を与えるのは自分以外にはいないのですから、より良い意味を与えられるようにしっかりと目を見開いて、耳を澄ましていたいと思っています。そして必要なときに必要な言葉を考える頭と話す口も。


#日経COMEMO #NIKKEI #人の思い #自立する #学び続ける  

この記事を読んでいただいたみなさまへ 本当にありがとうございます! 感想とか教えて貰えると嬉しいです(^-^)