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2023年を振り返って

2023年はこんな一年でした


①沖縄旅行に行きました

 年明け早々、友達の至れり尽くせりプランで沖縄に行きました。
もうその時点で私にとっては2023年は花丸が決まったも同然。本当に楽しかったなー。空も海も綺麗だったし沖縄そばもジューシーも色々堪能しました。そして暑かったなぁ…1月なのにTシャツ買ってアイス食べてたよ。
 旅行の詳細は別の記事にしているので興味のある方は是非読んでみて下さいね。長いけど。また行きたいです。そして友達って素晴らしいと思った。

②コスメのサブスクを止めました

 コロナの発生やその他自分の色々な事から「友達とは意識して会っておかねば会えなくなってしまう」という思いに至り、「そのうち会おうねー」から「1ヶ月に一度は会う事にしよう」と友達に告げました。それから月に一度、女子会もとい婦人会が開催されるようになり、その際せっかくだから何か会う口実をひとつ作ろうと毎月届くコスメのサブスクを頼む事しました。何故コスメのサブスクにしたのか詳しくはnoteの過去記事に書いてあるので万が一気になる方がいましたら読んでみて下さい。

 しかしながらこちらは今年の11月号でストップしました。理由は、このサブスクの売り文句である「パリのエスプリ」が微塵も感じられないから…。ここ数カ月noteに婦人会の記事を書いていなかったけれど、会ってはいたんです。でもね…もう見慣れた物しか出て来なくなって「はいキュレル~」「はいミノン~」ってなってさ…パリ色皆無。キュレルもミノンも好きなのでアイテム自体は使うし全く嫌いではないけれど、キュレルやミノンが欲しければマツキヨ行くよね。開封がそんなにワクワクしなくなってきて「もう写真はいいね…」って雰囲気になり、当初の「毎月のお楽しみ」という目的が果たせなくなってきたのでこれはもう止めようという事にしました。残念。

もう止めよう?ね?そしておやつにしよう?

③作品の展示活動はお休みしました

 ありがたい事に年が明ける前からギャラリーの方から様々にお誘いを頂いていたのですが、今年は一切やらないと決めていたので全てお断りしておりました。
 理由は昨年からてんかん発作を起こすようになってしまった愛犬ペッパーに発作が起きたら即対処をしてあげたかったからです。在廊は出来ませんし、展示の為の作品を集中して描けるかもわからない状況だったので展示は出来ないなと判断しました。以前から私が絵を描いてるのがあまり好きではなかったペッパー。絵を描いてる最中に膝に強引に上ってきてそのまま発作が起こった事があり、それが「しばらく描くの止めよう」と思う決定打となりました。たぶん本犬には前兆があるのでしょう。それまでも発作の前にいつも以上に甘えてくる事が多々あり、もうこの子が怖い時は出来るだけ隣にいてあげたいし、ひとりぼっちで不安なまま発作を起こさせるような事はしたくないと思ったのです。おかげで私は夜中でも物音で異変を感じて発作を察知できるようにもなってしまいました。私がこんな状態だったから心配した友達が沖縄旅行に誘ってくれたんですけどね…。
 犬バカ過ぎて滑稽かもしれませんが犬猫と一緒にいられる時間は人間の時間より短いとこれまでの経験から痛感しているので、その期間くらいは思い切り犬と共にいたいのが私の望みなのです。たった十数年ですもの。まあ、ペッパーはギネスに載る長寿犬になるので数十年てとこですが、私の人生の数十年なんて喜んで犬に使ってやりたい。
 そんなわけで作品の展示は一切やりませんでした。展示がないので2023年は自分のペースで絵を描いていて、その中で自分にとって無理のないペースを発見する事が出来ました。そして何やかんや言いながらも結局絵を描くのは止めなかったという事。これは自分でも嬉しい事でした。

とんだ犬公方なのね

④自分にベストな絵を描くペースを知りました

 展示の予定がある時は当たり前ですがそれに間に合うように描いていくので、急に決まったりした展示があると展示と展示の間に余裕がなくなって焦ったりもします。最終的に展示に出す時はもちろん堂々と送り出せる作品を出していますが、たまにささいな事ですけど「ここは赤を使った方が良かったかな」とか「花をもう少し増やした方が良かったかな」とか展示した作品を見て思う事があります。ただしこれは「良かったかな」と思うだけで、実際にその色を使ったり足した方がいいわけではありません。今の色のままで正解かもしれませんし、花も足さないままの方がいいかもしれません。ただ、そういった事を自分の中で落ち着かせるのに時間が必要なのです。
 でも今年は何の予定もありませんので、出来上がった作品を見て自分の心に何も不安のない絵を1枚1枚描き上げる事が出来ました。そしてそういう作品を描くには自分にどれくらい時間が必要なのかを知る事が出来ました。私の場合は大体B5サイズの絵を無理なくじっくり描き上げるのにおよそ1週間必要でした。私はこれまで描くのが早い方だと思っていましたが、自分の心を完全に納得させる絵を描き上げるには実際はそれくらい必要だったんだなぁと気が付きました。
 また展示をするようになったらこのペースでは描けないかもしれません。が、自分に無理のない時間を知っている今は知らなかった時よりも時間配分に融通を利かせる事が出来るのではと思います。基本となるペースを知っているからどこの段階により時間が必要なのか、私にとってどの工程を省いてはいけないのかが判断できるようになったのではないかなと。とことんじっくり向き合ったら1週間必要だけれども、その中の過程でどこを一番重視しないと自分の心に不安が生まれるのかが今年はわかった気がするので、それは地味だけれどひとつ大きな収穫だなと思うのでした。

今年描いたものの一部

⑤ネットショップ「ネコマタギ書店」再開しました

 昨年の年末に2023年は展示をしない代わりにずっとお休みしていたネットショップを再開しようと決めました。春にという予定が結局秋になってしまいましたが、なんとか再オープンさせる事が出来ました。その際はたくさんの方がお買い物をして下さり、更にブーストという商品の値段にプラスした応援のお気持ちを上乗せして下さった方もいらっしゃって本当に嬉しかったです。
 過去の絵本だけではなく、新しいポストカードやその他グッズも並べていけたらとあれこれ考えてはいるのですが、根っからのアナログ人間だったのでデータ入稿に慣れていない為ひとつひとつのハードルが高く、本当に少しずつ…になりそうです。アナウンスも致しますが、時々お店を覗いて下さると嬉しいです。

まとめ

 以上のように今年は絵について目立った活動はしませんでしたが、絵は描き続けていました。展示の予定がなくても描くのを止めていない。ペッパーが嫌がったら中断するから途切れ途切れにはなっていたけれど、それでもきちんと完成させている。だからどうしたと言われればそれまでですが、この事は「私は絵を描くことが出来る」という唯一でありささやかな自分のスキル。それを再確認した出来事でした。

 2023年、私が表側に出ていなくても様々なところで私を応援して下さるお気持ちを感じておりました。優しく見守って下さった方々に心からの感謝の気持ちを送ります。どうもありがとうございました。
 こうして今年を振り返って、2024年をどんな年にしたいのか少しずつ見えてきた気がします。それはまた改めてお伝えしたいと思います。

どうぞよいお年をお迎えください。
皆さまが来年も楽しく元気でいて下さいますように! 

2023年12月 くろぽち

とことん自分のペースで過ごした一年でした♪

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