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建設業としての信念を振り返る

今日の現場作業はハウスメーカーの現場作業。
新築工事でもうすぐ完成間近の物件での作業中にふと思い感じたので残していこうと思います。

そして一戸建てを作っていく中での現場環境や作業に対しての思いを書いて読者様に伝わり、ほんの僅かでも、建築工事においての苦労や大変さを感じてもらえると嬉しいです。
そして今回の記事を自分の信念として今後、挫折しそうな時に読み返して、独り立ちした時の野望や心を思い出し、続ける信念として残していきたいと思います。

最近はSNSで住宅設計を参考にされているお客様も多く、間取りや設備機器がオシャレで一つ一つの色々な箇所でこだわり感がすごく感じます。設備関係で取り付け業者としては、たまに頭を悩ませるものも多く日々勉強で業務に取り組んでます。

迷路のような間取りや『こんな所に収納が、、』とか、天井裏の部屋もたまに見かけます。設備機器も使いやすさを前提にした商品やデザイン性も豊かな商品。壁紙もデザインや貼り方も一昔前にはないようなユニークなものばかり。

施工側、取り付け業者側としては住宅設備機器メーカーが新商品を出せば、取り付ける時に取り付け方法を勉強し確実にミスのないように施工していかないといけない。ハウスメーカーの場合の殆どが工程表(工事の計画日程)が決まっており、施工期間も限られているので、難しい物や手間の掛かる物の施工では焦りも出てしまう。そんな中で、新商品の場合だと通常の何倍も作業時間がかかってしまう事も多々あるので、夜遅くまでの作業も避けられない時もあります。

建設工事において段取り8割作業2割と、聞く事もあるのですがなかなか上手く日程が合わなかったり段取りを先行して行う時間も取れない時があります。
施工業者としての作業の大変さも多く、施行中にトラブルや問題もあるし、気候に左右される事も多く雨の中でも外の作業をする方もよく見られます。どんな業種によって大変なことも技術を要することも多くあり、一件の住宅を完成させるまで、今までの知識と技術を全力に出して施工してるのが、自分達が同じ現場内で作業していてもよく伝わります。

修行を経て、独立し、自分の会社を立ち上げ、技術と知識を十二分に使い、一つの物件を他業種の仲間と作り上げていくのが、自分たちも含めて充実感と達成感に浸れてたりします。
お施主様の為に、そして仕事を頂いてるハウスメーカー様の看板を汚さぬように、工務店の社員さんも会社の信用を守る様に努めてます。自分の携わっているメーカーや業者さん、そして職人さんは皆そのような想いで作業をしています。

責任重大で失敗は許されない、そして何よりお客様の喜びが第一で、完成後のお客様からの『有難うございました。思い通りの家が建てられました』と言われた時は、最高の喜びで、この家を建てるのに携われて本当に良かったと思えます。

自分でも改めて、大変な職業についたなぁ〜と思ってます。それでも今回、書かせてもらったような思いで今後もハウスメーカーさんに依頼して頂いたお客様や仕事を依頼して頂いてる工務店さん、自分を頼って依頼してくれるお客様も含め、今後の仕事に取り組んでいきたいと思います。

これから新築を検討されてる方や、リフォーム工事を検討される方がもしお見えでしたら、携わるメーカーや工務店さん、そして職人さんを応援してもらえると同じ建築工事に携わる人間として嬉しく思います。

そしてなにより、納得のいく様なマイホーム(改装工事も含め)を実現出来る事を願います。

ここまで読んで頂き、個人的な思いや信念にお付き合い頂きありがとうございました。

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