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HSPって言いたくないのよ

今回は、つぶやきです。

私はかなり感覚過敏で、
余計なことまで気が付き、気に病みます
とくに感覚過敏は、ひどい

電子機器の明るさは
最低にしないと見れません

夏場はサングラスがないと、
光の刺激で涙が止まらなくなり外出できない。

視覚的なノイズも、かなり苦手

トイレットペーパーのパッケージの裏面、こまかーく書かれた文字の羅列。
家に着いたら、即やぶり捨てます。

手も死ぬほど洗います。消毒もしまくり。
若干、神経症が入ってそうですね

人付き合いも気を遣いまくりでヘトヘト。

とまあ、「HSP」「繊細さん」の特徴は
確かによく当てはまる


けれども、積極的に「私はHSPです」
と言うのはものすごく嫌なのだ。

なぜだろう?

①病気や障害ではないから

これはまぁそう。

HSPは疾患名ではない

たしかにね、HSPなどという概念を知ったからこそ
避けられた事案は多数あるよ

でもね、あくまで個性であって医学用語ではないから

大抵の場合、HSPは「自称」なんですよね。

②かなり多くの人が当てはまるから


HSPは、5人に1人があてはまる性質

これじゃ、かなりの人がHSPになってしまう

もし、「HSPにより苦しんでいる」

という実感があるなら、なおさら

具体的にどう苦しんでいるのか棚卸して、「HSPだから」で片づけない方がいいと思う。

HSPじゃない場合だってあるからね

③「特別扱いしてください感」が苦手


これはもう、偏見。スイマセン!

「怒りっぽい」「優しい」と同列に
個性として「繊細」「HSP」があるだけなのに、

なんでわざわざ人に伝えるの?

と思ってしまう、みたい。


たとえば職場で「私はHSPです」ってカミングアウトするのは、ちょっと違くない?

ただの個性をまるで病気みたいに…

わざわざオフィシャルにすると、
「私を気遣ってください」
というメッセージになってしまう。

だから、

芸能人かなんかが「HSP」であると
公言しているのを見ると、損してるなあ…と思ってしまう。

④HSPの概念が広く、伝わりにくい


どうせカミングアウトするなら、
「人見知りです」「大きな音が苦手です」
と、別の表現にした方が的確に伝わるんじゃないかな

HSPにも、いろいろあるからね

私のように感覚過敏がつよすぎて
刺激を極端にさける回避型みたいなのもいれば、

むしろ刺激を好むHSPもいるみたいだし。

HSS型HSPなどと分類もあるようだけど

HSS・・・? 何それ?

「外交的で刺激を求める性質」だけど、
一方で傷つきやすい…ってことみたい。

うん、日本語でOK。

HSP同士でしか伝わらない表現は、
個人的には避けた方がいいと思う。

それって「ひとりよがり」だと思う


⑤障害や疾患のカクレミノになっていそう


HSPと混同されがちなのは、

・不安神経症(不安障害)
・自閉症スペクトラム障害(ASD)
・注意欠陥多動性障害(ADHD)
・うつ病、うつ状態
・パーソナリティ障害
・身体的な原因(甲状腺など)

これらにも、多動性、衝動性、感覚過敏、
つかれやすさ、ストレス耐性のなさ・・・

などの特徴があるそうです。知らんけど。

病院でHSPのチェックをする場合も、
まともなところであれば大抵
発達障害、うつ病などを疑います


それらの可能性を考えずに、

「私はHSPなんだ」

と自己診断をしてしまうのは危険。
もしほかの疾患や障害だと判明すれば、
治療、改善の余地がある

でもHSPは本来なら治療対象外。個性だからね。

(なんなら、「HSP外来」などと
謳っている病院こそ、本来は疑うべき)

「HSP外来ってことは、医者が
HSPのお墨付きをしてるってこと?」
いやいや、ちがうよね

…こんなことを思うと
HSPだと主張していくこと自体に一体
どんな意味や価値があるんだろう?
とモヤモヤしてしまう

HSP同士で慣れあうためかな。

(性格わるい)

結局、わたしは


こんなふうに、HSPと主張することや
HSPの意味自体に懐疑的で

非常~~~~~にナナメから見ている

だけど、一方で

こんな生産性のない事でいつまでも悩んで、
時間を溶かして、自分をまた責めている

そんな私は結局、他人から見たら
厄介で扱いの難しいHSPとかいう概念と
同じくらい、面倒くさい人間なんだろうな

それ以前に、ADHDで躁鬱だけどね。

は~~~~~自分の存在がだるい。

あはは。では、さようなら。



※専門家でも何でもない、超個人的な見解です。
HSPを自覚している人やその手のセミナー等にモノ申したいわけではありません。


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