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初めての小説プルーフ読み

 こんばんは。黒田真由です。
 さて、タイトルの通り、今回初めて小説のプルーフというものを拝読しました。小説のプルーフなんて、読む機会ないと思ってました。
 なぜそんな機会に恵まれたかというと。ツイッターの文芸社様のツイートで、募集されてたんです。
 私は、特に詳細も読まずにリツイートしたんですね。そのツイートを。少しでも作品が誰かの目に止まればいいなと思って。
 すると、後日文芸社様から、当選のDMが届きまして。応募してもないのに、そんなバカなと思い、慌ててツイートを読むと、アカウントのフォロー+リツイートが条件になっていたわけです。私は、意図せず応募してしまっていたわけですね。
 そして、届いた作品がこちら。

桶狭間で死ぬ義元(文芸社)

 結論を言いますと、めちゃくちゃ面白かったです。羨ましいくらいに。
 感情描写が結構細かいので、登場人物の気持ちがなんだか手に取るようにわかるんです。表情が浮かぶんですよね。
 そして、今までの今川義元が出てくる作品って、だいたいが義元があんまり良くない書き方と言いますかなんと言いますか。もちろん、私が知っている範囲での話ですが。あ、でも、「どうする家康」の義元はかっこよかったです。萬斎さん好きです。
 なんせ、そんな義元がカッコよくなっていくんですよ。びっくりするくらい。
 歴史の浪漫を思い出させてくれた作品になりました。

 ネタバレは伏せますが、義元って史実に実在していたので、末路はわかっているわけです。しかし、わかっているのに、あともう少しと願ってしまったわけです。まだこれからだと。
 そして、訪れるラスト。わかっていても避けて通れなかったラスト。なかなかの衝撃ですよね。わかっていても。
 何よりも、描写が上手くて、頭に情景が浮かぶんですよ。彼のラストの情景と感覚が。想像力がかなり豊かな方は、なかなかだいぶん辛いんじゃないでしょうか……。
 
 おかげさまで、あっという間に読んでしまいました。読み終わると、なんとも言えない読後感に苛まれました。ラストがラストですからね。
 でも、読んでよかったです。あんなラストなのに、どこか爽やかなんですよ。そう、どこか爽やかなんです。
 気になった方は、ぜひ読んでみることをおすすめします。歴史小説ですが、かなりわかりやすい歴史小説だと、個人的には思います。
 今なら、試し読みもできるみたいです。

 素直に素晴らしい作品だと思いました。自分もたくさんの人に、こんな風に思われたいなと思いました。
 これからも、精進しようと思います。

 ところで、私は二冊小説を出版しておりますが、小説投稿サイトにも掲載しております。
 いわゆるラノベではない上に、人気ジャンルを書いている訳でもないので、日の目を見るには、まだまだかかりそうですが。
 でも、そんな私の作品に素敵なレビューを書いてくださった方がいらっしゃいました!
 もうほんとに、天にも昇る気持ちになりました。ほんと、書いてくださってありがとうございますと、直接お伝えしたいくらいです。ありがとうございます。
 気になる方は、こちらのサイトからご覧いただけます。とりあえず、レビュー読んでみてください。そして、ご興味ございましたら、作品もお楽しみいただければと思います。ハートや評価、レビューなどいただけますと、めちゃくちゃ励みになります。もちろん、楽しめたらで構いません。

星降る夜にひとときの願いを - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816452219580942038

 さて、そろそろ公募の作品の続きでもしましょうかね……。いつか誰かが夢見るかもしれない世界を書き写してこようと思います。
 皆様、今宵も良い夢を……☆
 おやすみなさい☆

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