① 中国「デフレ輸出」広がる 鋼材や家電、品目7割下落
「チャイナ・ショック」と呼ばれた2010年代半ばにも安価な鋼材が世界中に放出されて市況が冷え込んだ例があるように、今回もちょっとどのくらい影響が及びそうか注意が必要にゃ。特にここ最近は鉄鋼関連が元気だったから反動も大きくなる可能性もあるかにゃ? 資源系で儲けてきた商社・エネルギー関連も気をつけたいところにゃ。
② 値上げ、モノ→サービスに
中国の影響がどれくらいあるのかは分からにゃいけど、足元では企業物価も完全に沈静化してるにゃ。けどご存知の通り、去年までは押し下げ要因だったサービス価格が今年は逆に押し上げ要因にポジションチェンジしてて、CPIは引き続き3%近い水準で推移しそうにゃ。
川上の物価が下がって川下はまだ下がらない状況が続くにゃら、やっぱり来年は内需系で攻めるのが手堅い選択になるのかにゃ?
③ 中国マネー、金に退避
金利と逆相関にあるはずの金が上昇し続けてることも今年の大きな話題ににゃってたけど、その背景にも中国が絡んでたっぽいにゃ。国際関係の枠組みが揺らいでると金利とかそういったファンダメンタルから乖離しやすくにゃるということの現れでもあるのかにゃ。
にゃんか、すべてのものを吸い込んでしまうブラック・ホールのごとく、中国から放たれる負の力にいろんなものが翻弄されてるような、今の状況は「チャイナ・ホール」とでも言いたくにゃるような状況ですにゃ。