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【ねこの経済視点】しっぺ返しインフレは日本にも?

①「しっぺ返しインフレ」英襲う

欧州中央銀行(ECB)のエコノミストは3月に「しっぺ返しインフレはいかにすべての人を貧しくするか」と題した論考で「(労働者と企業の)双方が一方的に実質所得の損失を相殺しようとすると、賃金と物価の連続的な上昇を引き起こし、誰もが貧しくなる」と警鐘を鳴らしていた。

日本経済新聞

企業と労働者による値上げの応酬が起こる背景には、英国のEU離脱も関係していて、「離脱に伴う人手不足で労働需給が逼迫し、労働者の交渉力が強まっている」ことが英国でしっぺ返しインフレが起こってしまう理由として書かれています。

労働力が減っていく日本も人ごとではないにゃ。

② 脱異次元緩和の思惑さらに ETF購入も「半年ゼロ」

年内に金融緩和政策が修正されるのかはさておき、確実にその布石を打ちつつあることがよくわかります。最新の日銀のスタンスを把握するにはやっぱり日経の清水功哉さんの記事が一番にゃ。

③ 株式市場「金利復活」先取り 銀行株5年半ぶり高値

先週末は例の植田総裁の発言の解釈を巡って銀行株は急落したけど、この記事にある銀行業の株価推移をみるとまだまだ半値戻しの状況。
②の記事にある通り、確実に日銀は金融政策の修正に動こうとしていることは間違いにゃいので、銀行株の復活は始まったばかりと捉えるのが正解かにゃ?

三連休最終日、悔いのないように休むにゃ🎶


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