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【ねこの経済視点】夢のあとさき

① 米財政に信認低下リスク

「債券市場は壊れたのか」。米債券相場が急落(金利は急上昇)する過程で、日本の株式市場でもこんな声が増えた。指標である10年物国債利回りは米国時間の4日未明、一時4.88%と約16年ぶりの高水準をつけ、5%も視野に入る。

日本経済新聞

長期金利は「政策金利の将来予想」と「将来の不透明感に応じた上乗せ金利(期間プレミアム)」に分解できるらしんだけど、今は後者が引っ張る感じで上昇してるらしいにゃ。リーマンショック後、必死にその部分を国債の買い入れで抑え込んできたけど、それを今は止めちゃったから不安のマグマが吹き出してきたっていう感じかにゃ。だからなのか大方の専門家もいつかは5%に行くって警戒してるにゃ。

② 【ポジション】「影の長期金利」1%到達

日本経済新聞

変動金利と固定金利を一定期間交換する「翌日物金利スワップ(OIS)」っていうなんかよくわからない金利があって、本来は10年物国債と連動するはずなんだけどそれが上振れてついに1%に到達しちゃって注目されてるっていうお話にゃ。確かにグラフをみても去年からずーっとこのOISが引っ張る形で金利を上げてきたことがわかるにゃ。7-9月の金利の上昇幅もなんだかんだ20年ぶりの大きさだったみたいで、いよいよ時間の問題かにゃ。

③ 原油急落、需要減を警戒

米ガソリン需要は9月29日時点で日量801万バレルと前年に比べ15%程度少なかった。夏のドライブシーズンが終わるこの時期は例年需要が減るが、価格が上がっていた今年は2001年以来の低水準となった。

日本経済新聞

ほんといろんなところで何年ぶり的な話が本当に多いにゃ。低金利でぬくぬく過ごせていた夢のような時間は終わってしまったのかにゃ。

今週も一週間お疲れ様でしたにゃ。

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