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経験を積み重ねるという常識を疑ってみた

【人生は経験の積み重ね】【ちりも積もれば山となる】【経験は裏切らない】等など、日本では幼少期から当たり前のように教えこまれる【積み重ねる】という考え方。

当たり前すぎて大人になった今、疑問に思う事も無くなっているのではないでしょうか。

ではその常識を違った視点から見てみようと思います。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【経験を積み重ねるという常識を疑ってみた】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・生きることに息苦しさを感じている方

積み重ねるのではなく積み減らしてみる

【積み減らす】というのは、岡本太郎さんが遺した名言として有名です。

積み重ねるという考えを捨て、人生を積み減らす。つまり【人生において身軽さや余裕がないといけない】という事だと解釈しています。

積み重ねすぎることでありとあらゆるもの【人間関係・モノ・知識】が相互依存になったり、自身のキャパシティーを超えてしまったり。コントロール出来ない状態になってしまうからです。

子供であれば、社会を生き抜くために必要な【人間関係・モノ・知識】を積み重ねていかなければいけません。

しかし、大人になった今、本当に自分が生きるうえで必要なものは何なのか判断できる人間になるという方向に考えるのも、気楽に生きるポイントかもしれません。

認知心理学のコンフォートゾーンを利用してみる

コンフォートゾーンというのは、安全な場所という意味です。

人間は安全な場所に居続けたいという生存本能を持っています。

認知心理学を利用し、このコンフォートゾーンを目指す目標に定めることで、自然と目標に向かって進むことが出来ます。

1人の人間が広げられるコンフォートゾーンというのは決まっています。努力や経験の積み重ねによってコンフォートゾーンが広がるという事はありません。

もし、目標達成の為に努力を積み重ねているという方がいるのであれば、認知心理学などを利用した心理的アプローチによってコンフォートゾーンを意識し、努力を積み重ねるというよりも、考え方を変える・アプローチを変えるという方法も一つの手段としてあります。

死生観を学んでみる

死生観というとなんか辛気臭いと感じる方もいると思いますが、人生観と同様に一度学んでみるととても面白いです。

ただ毎日を生きるだけ、時間を消費するだけの毎日を送るのではなく、同じ時間を過ごすのであれば、どう生きていくのか、を重視する事で日々を充実させるという考え方です。

がむしゃらに経験を積み重ねるのではなく、逆算し、自分には何が必要で、何が不要なのかを考えてみると案外人生というのは何とかなるものだと思えるのではないでしょうか。

実際私は、独立して毎月生活は不安定です。妻も子供もおり、大黒柱として努力をしなければいけません。

しかし間違った方向の努力というのは誰も得をしません。

学生時代であれば頑張ってるねあの子と言われたかもしれませんが社会はそんなに甘くありません。

そんな時に今自分は何をすべきで、どうしたら充実した時間を過ごせるのかを考えることは非常にメンタル的にも穏やかに過ごせたことは事実です。

是非積み重ねるという常識をあなたなりに疑ってみてください。

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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