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成約事例⑭ 転職成約事例分析(20代後半/若手女性経理リーダー)~女性のキャリアアップを応援してもらえる職場へ行きたい!~
当社株式会社クロコの転職支援サービスをご利用いただき、成約された方の事例を公開いたします。
※求職者様、企業様からの許可を得て作成しております。
◆参考にしてほしい方:
・女性管理職やリーダー候補の方
◆成果
①20代後半/若手女性経理リーダー→上場企業経理管理職へ転職成功
②年収アップ(年収650万円→年収700万円)
③フレックス&リモートワーク環境の獲得
◆転職背景
①現職
現在勤めている会社では、経理としての第一歩を踏み出すことが出来感謝しているが、これ以上役職や職域が広がることが無く、不満を持っている。
30代をフルに活かしキャリアアップをしていきたいと考え転職相談にいらっしゃいました。
②谷田部の提案
・ゴール設定→中期的なキャリア指標→今得るべきスキル等の選択肢に関して事前にすり合わせと共通言語化を実施。
【具体的には】
①ゴール設定は『将来的には会社の財務会計/管理会計を両輪で見る事が出来るCFOのような立ち位置で企業経営に関与したい』というご本人の将来ゴールがカウンセリングを通じて見えてきました。
②中期的なキャリア指標は『現在のスキルと親和性のある財務会計を早急に網羅的に経験する事。その上で、予実管理や経営計画策定等の業務を通じ経営企画的且つ資金管理の視野を取得する』となりました。ポイントとしては、まずはしっかりと地に足をつけて財務会計を網羅的に経験をすること、会社のお金の流れや事業活動を過去の数値から読み取れるようになるという点をポイントとしました。
③今得るべきスキル等は『上場経理(開示等含む)/グループ連結/M&AにおけるPMI(経理視点)』というスキルセットを組む形になりました。
・次の1社で全ての希望が叶う可能性の方が低い為、次の転職先に対する期待値を過大に設定しない、意気込み過ぎない。
【具体的には】
上記を見てわかる通り、この方の将来ゴールはCFO的な立ち位置というものを目指していますが、足元のスキルセットは上場経理やグループ連結などを経験するべきという事で、目標と足元のスキルセットは必ずしも一致していません。
また、上場企業で財務会計と管理会計を別チームに編成していることが多く、次の1社でこの方のゴール地点までキャリアを進められるとは限らないという状況です。
だからこそ、まず足元のスキルセットを着実に経験できる会社への優先度を高めるという点をアドバイスいたしました。勿論次の会社で働く中でゴール設定が変わる事は多々あると思います。そういった意味でも無理なキャリアチェンジではなく、自身の得意分野や経験分野を強化しつつ次のキャリアを常に視座高く見ておくという事が重要だとお伝えを致しました。
③結果として
スキル人物面共に優秀な方でしたので、1ヵ月程の転職期間を経て、無事に上場企業の経理部へ管理職候補として入社されました。
◆谷田部考察
今回は、候補者の方が、女性のキャリアという点を強調されておりましたが、これは女性のみならず男性でも同様の共通認識を持つべきだと感じました。
ご自身のキャリアを現職の業務内容に委ねて川を流れるように身を任せるのではなく、なんとなくでも少しづつでも良いと思うので、軌道修正しつつ、時に流れに逆らいながらキャリア構築を考えてみるのも良いのではないかと思います。
流れに身を任せるのはとても楽ですが、その終着点は誰もわからず、誰も責任を取れないものです。
株式会社クロコ 谷田部
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