読書(紙本)の役割とは?~心と精神のチューニング~

皆さん読書はしていますか?

最近だと紙の本以外に、電子書籍だったり音声書籍だったりと色々な方法で読書が可能になっていると思います。

今回はそんな時代だからこそ紙の本の役割について考えてみたいと思います。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【読書(紙本)の役割とは?~心と精神のチューニング~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・今年こそは100冊本を読むと決意した方
・電子書籍で主に本を読んでいる方

読書とは?

改めて読書とは何でしょうか?

子供のころ、絵本(三びきのやぎのがらがらどんが好きでした。)から始まり、漫画(コロコロコミックス派です。)を読みはじめ、国語の授業で音読をし、大人になりビジネス書や趣味の本をよむ。

その時々により読書って実は役割を変えていることに気づきます。

一貫していることとしては、本から何らかの情報を得るという事です。

昔は、本という紙媒体しか情報伝達の手段がなかったですが、現代はその何らかの情報を得るという手段が多種多様化しています。

本と一口に言っても紙や電子、音声があります。またYouTubeのような動画により、より効率的に情報を得ることが可能になっています。

では、皆さんにお聞きします。紙の本を読むことは効率的に情報を得る手段となりえるでしょうか?

では、現代社会において紙の本を読むという行為にどのような役割があるのでしょうか?

紙の本の役割とは?

初めに言っておくと、私は電子書籍や音声書籍が苦手です、なぜかは明確ではないですが、読んでいる気がしないからです。

反対に紙の本は大好きです、その理由としては、今の自分と向き合える数少ないツールだからです。

私は本を読むときその本の内容と同じような比重で以下の事を考えています。

・本の内容がスムーズに頭の中に入ってくる。
・本の内容が全然頭の中に入らない。
その違いは何かと考える。

・調子が良いとき、本の内容が頭に入ってこない時がある。
・調子が悪くても、どんどん本が読めるときがある。
その違いは何かと考える。

・ページをめくる時、まだ終わってほしくないと思うことがある。
・ページをめくる時、早く終わってほしいと思うことがある。
その違いは何かと考える。

これは本の内容のせいなのか、自分のコンディションのせいなのか、どんな時、どんな本に自分は興味関心があるのか、何がひっかかって読書が進まないのか?仕事?心配事?それは何かと考える。

この違いを読書をしながらずっと考えています。そのうえで自分の精神状態や心の状態を認識するようにしています。

この状態に近いのは瞑想を行っているときだと思います。

もちろん瞑想もお勧めですが、私個人としては、読書を通じて今の自分がどのような状態化を把握し、またどのような言葉、表現、読み味が自分にとって心地よいのかを知るためには読書が最良の手段だと現時点では感じています。

瞑想は完全に自分と向き合うことになるので、時に迷路に迷い込むことがあります。

本であれば過去の自分を参照し、ヒントを得ることができるので個人的には瞑想よりもお勧めです。

最後に

YouTubeのような映像は、何も考えなくとも言葉、音声、画像で物事を認識することが可能なので、どのような精神状態でもインプットの質は大きくぶれません。

しかし読書、とくに紙の読書は、自分の目で文字を追いかけ、認識し、脳内でイメージすることで初めてインプットされるとても労力のかかる作業です。

是非社会人の皆様、改めて読書とは?という事を考えてみてください。

以上です。
またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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