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子供の成長に見る社会性の獲得と弊害

前回の投稿で子供から学ぶべき事という主題で投稿をさせて頂いた内容の追記となります。

まだ前回の投稿ご覧いただいていない方はチェックしてみてください。

今回は、息子と行ったある公園での出来事で、社会性の獲得やその弊害について考えさせられた出来事がありましたので、投稿させていただきます。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【子供の成長に見る社会性の獲得と弊害】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・子育て奮闘中のパパ
・部下のマネジメントに苦労されている方

我が息子の社会性の獲得

先日、私と息子(2歳9か月)が近所の公園で遊んでいました。

そこに初めて会った近所の子供(同年齢)とその親が混ざりました。

息子はその友達と楽しそうに滑り台をしたり、ボール遊びをしたり、地面に絵をかいたり、砂場遊びをしたり。

その中で、息子とその友達がおもちゃの取り合いをするようになりました。

私は、「これは・・・怒ったり、泣いたりして大変だなぁ」と思っていました。以前の息子であれば絶対にわめき散らかして駄々をこねていました。

結果は、必死に泣くのを我慢しながら、友達に代わりのおもちゃを渡したり、一緒にあそぼうよと声をかけ、その場の雰囲気を一生懸命良くしようと努力している息子がいました。

この状況を見て、社会性の獲得をしつつあるんだと実感し息子の成長が頼もしく感じました。

協調性の弊害~これからの社会を生き抜くために~

社会性の獲得というと、良い面(よく泣かなかったね・友達におもちゃ渡せて偉いね・仲良くできたね)が強調されることが多いですが、私としては良い面があるのと同時に弊害もあるのではないかと思っています。

それは、協調性を重視するあまり、自我が出せなくなるという事です。

常に周りの為に自分が我慢する、わがままを言わないほうが周りは褒めてくれるなどといった気持ちを子供が持ってしまうと、協調性ばかりを気にして自分の考えや気持ちをうまく伝えることが出来なくなるのではないかと思っています。

特に前回の投稿でも書きましたが、今の時代、協調性があればそれでいい時代ではありません。

きちんと自分の意思を相手に伝えられる人、自分で物事を思案できる人が生きやすい世の中になりつつあると思っています。

息子には、外では最低限の社会性をもった対応をしてもらえれば、家の中や家族には思う存分わがままを言ってほしいと思っています。

その強弱が人間性を高める方法なのではないかと最近感じています。

父親が学ぶべき事とは?

もしこの投稿を読んでいただいている読者の方でマネジメントの任についている方がいらっしゃるようであれば、改めて父親の姿というのはそのままマネジメントをしている会社内のあなたそのものです。

協調性を重視しすぎるあまり、部下からの自発的な意見を素直に受け止められないことはありませんか?

最低限の社会性は必須ではありますが、必要以上の社会性というのは自我を奪うものでしかないと思っています。

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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