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上司が何考えてるかわからん!とお悩みの方へ~ケーススタディ~

先日、事業再生のプロジェクトでお世話になっている会社で、『谷田部さん、上司が何考えているかわからないんです~。』と相談を受けました。

その際に私が回答したケースを公開します。もし上司との関係に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【上司が何考えてるかわからん!とお悩みの方へ~ケーススタディ~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・上司との関係性に悩んでいる方
・部下との関係性に悩んでいる方

相談背景

①発生経緯:事業再生のプロジェクトで従業員へのヒアリングをしている際に営業部マネージャーより上司が何を考えているかわからないと相談を受ける。

②相談内容:営業プロセスのアウトソーシング化を進める為ベンダーを活用しているが上司がその意義などを理解していないように感じる。このままアウトソーシング化を進めてもいいのかわからないとのこと。上司には数値報告などは行っているが欲しい情報はそうではないといつも言われている。欲しい情報は何ですかと聞いてもそれはあなたが考えることだと一蹴される。

谷田部の回答

①まずは、情報を整理しよう!

なぜアウトソーシング化を進めることになった?(意義の確認)
→アウトソーシング化で目指す理想の営業部の状態は?(ゴールの確認)
→その為にやらなければいけないタスクは?(ミッションの確認)

②必要なアウトプットを明確にしよう!

上司は忙しい、そんな時に細かいKPIを報告されても困るのではないか?
→このプロジェクトの投資対効果が成功か否かがわかれば十分ではないか?
→工数やコストを数値化し定量的に示す資料を作ろう!

上司の考えを理解しようとすることの誤り

私は、持論ですが、上司の考えを理解するという事は難しいと思っています。

経験から、その時の上司の気分や、会社の状況によって上司の考えはコロコロと変わっていきます。それは人間なので仕方がないことだと思います。

そんな上司に対して、どうすればよいですかと聞いてもいつになっても答えは明確にならないと思います。

だからこそ、一旦上司の考えを理解するという事を諦め、目の前にある業務を整理し、可能な限り明文化、数値化することで上司とのコミュニケーションのズレを少なくすることが一番手っ取り早いと考えています。

最後に

大切なのは、上司との関係性ではなく、目の前の業務を前に進めるためにはどうすればよいか?であって上司の考えに振り回される必要はないのではないかと思います。

上司の顔色を伺うことをやめてみませんか?

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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