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2:8の法則、2:6:2の法則 ビジネス法則のリアルについて
皆さんはタイトルを見てその法則についてご存じの方はいらっしゃるでしょうか。
実際の職場に当てはめて考えてみましょう。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【2:8の法則、2:6:2の法則】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・組織マネジメントをされていらっしゃる方
・会社の売り上げを伸ばしていきたいとお考えの経営者の方
結論から
私はこれまで、10年ほど会社員として営業の現場で仕事をしてきた経験からすると、2:8の法則も2:6:2の法則もどちらも正しいです。
現在、経営コンサルとして営業の現場等見ることがあるのですが、どの会社も僅差はあれどこの法則に当てはまります。
改めて各法則について
2対8の法則とも言い、売上の8割は、全体の商品の中のたった2割が占めている、とか、売り上げの8割は、顧客全体の中でたった2割の顧客からで占められている、というような法則です。
2:6:2の法則とも言い、社内の人材を成績で見ると、上位(会社の利益を自分の給与以上に出している人)が2割、真ん中(給与分程度の利益は出している平均的な人)は6割、下位(自分の給与分の働きもしていない人)が2割、というように現れるという法則です。
何が言いたいか
ビジネス上、重要な要素が占める割合は少ないということです。
観点としては2点あります。
1点目は、売上構成における新規取引の重要性の低さがあります。
新規獲得を目指すのではなく、既存クライアントからいかに、継続・アップセル・クロスセルを見込めるかを事業の中心に置くべきだということです。
売上が低迷している会社様の多くは新規取引を増やすべきだと躍起になっていますが、そもそも既存顧客を満足させられない状態で新規取引を臨んだところで、業績の回復は難しいと言わざるをえません。
2点目は、組織マネジメント観点で、時間を使うべき社員を選別するということです。
端的に言うと、より売上が伸びる・伸ばせる可能性のある社員に時間を使うことでトップラインを伸ばすことが必要ということです。
これも業績が悪化している企業様を見ると、業績悪化=業績の悪い社員を伸ばせば業績回復する!ということを考えてしまいがちですが、業績が良いときも悪いときも対象社員の割合・構成は変わりません。
会社の売上、成長をけん引してきた社員が変化する事で会社の業績に影響が出るケースがほとんどです。
上記共通する点としては、常に法則を意識し、今会社がリソースを集中しなければいけない先を見誤ることが無いようにしなければいけません。
このコロナ情勢で経営が難しくなりつつある会社様に助言を行うことがありますが、多くの会社様はどうしても割合の多い部分2:8の法則であれば8を見てしまうことが多いです。
改めてこの法則を意識し、会社経営、部署管理、個人管理に活かしていただければ幸いです。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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