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転職先選びで失敗しない為には?(情報過多社会における転職戦略)

転職についての話題は、これまで谷田部の流儀ではあまり扱ってきませんでした。

日頃転職相談を受ける中で、時代の流れなのか、転職先選びにおける注意点が徐々に変わってきたと肌で感じたため投稿させていただきます。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【転職先選びで失敗しないためには?】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・転職を考えている方

転職先選びの変化

私はこれまで約10年ほど、エージェントの立場で転職先選びのご支援をさせていただくとともに、現場の人事(ベンチャー)としても多くの転職希望者にお会いしてきました。

その中で、最近は転職希望者の情報収集の形が変わってきたと感じております。

具体的には、情報収集量の違いです。

私がエージェントとして動いていたころは、まだ転職者の情報収集手段としては、『媒体(タウンワーク・ハローワーク・リクナビネクスト等)』『エージェント』が主体で、付加情報として知り合いやネットに転がっている『噂』を基に転職先選びをされている方が多かったと記憶しております。

では、今皆さんはどのように転職先選びの情報収集をされていますでしょうか?

上記は変わりなく使われている印象があり、プラスして『リファラル(知人)』『SNS』『YouTube等の大容量コンテンツ』が上げられるのではないでしょうか?

一昔前といっても数年前と今とではこれだけ転職時に収集される情報量が違うことがわかります。

転職でミスマッチが起きる原因

転職に関わる情報収集量が増え、一見すると良いことが多いように思えてきますが、今度は情報過多になり正しい情報を認識することが困難になるケースが見受けられます。

※1例を挙げるのであれば、未経験エンジニアという新たな転職の選択肢に対して、とてつもない情報量が巷には流れています。

一昔前はエンジニアというと専門職の代表格ということで転職の選択肢として選ぶ人は少数でしたが、今では多くの社会人がキャリアチェンジしエンジニアという道を歩んでいます。

これは、とても良いことだと思う反面、誰しもがそのキャリア選択をすることが正解だとも思っていません。

しかしながら様々な情報媒体からこのキャリア選択を行うことの正が強調され、ミスマッチも非常に多くなっております。

情報は双方向で取得する

キャリア選択なので、合う合わないというのは必ずあります。

その時に必要な情報収集方法としては『双方向なコミュニケーション』となります。

つまり、誰でも良いので、自分以外の誰かにきちんと相談し客観的な視点から意見をもらうことです。

ある転職系YouTubeチャンネルで、『転職は自分の人生、他人に相談して決めるな』というような話を見ましたが、確かに確固たるキャリアと自己分析を兼ね備えている方であればそれでいいと思います。

しかしながら世の中の人がみんながみんなそんなに自分を理解しているわけではないのです。

このような情報を鵜吞みにして一方向な情報で判断をすることはこの情報過多社会においては非常に危険だと感じています。

最後に

必ず認識をしていただきたいのは、一方向なコミュニケーションというのは必ずポジショントークです。

※ポジショントークというのはその立場、ビジネスにおいて有利に感じさせるような話し方文脈を使い、話を進めること。

そのため、転職相談などは可能な限りポジショントークをしないような関係性の方が好ましいです。(ご友人、ご家族等)

※最近では、友人であってもリファラル採用等の浸透によりポジショントークになりつつありますが。。

あなたは今、何を見て、聞いて、転職を考えていますか?

※この私の話ももちろんポジショントークです。

以上です。
またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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