営業時代の失敗談告白します。
私は新卒~現在に至るまで一貫して『営業』という仕事をしています。
その中で当然ですが、失敗もたくさんしてきました。本投稿を反面教師としてご活用ください。(笑)
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【営業時代の失敗談告白します。】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・新卒で営業をしている方
・営業の仕事で悩んでいる方
谷田部のこれまでの営業経験
・証券会社
ド新規で富裕層に税金対策や資産預かり業務(PB)
・人材会社
ド新規50%/既存50%で士業(弁護士・会計士・税理士)求人開拓
・IT会社
ド新規で超大手企業(ナショナルクライアント)に対してプロダクト営業
・今(人材会社起業)
なんでも屋さん
失敗パターン3選
①お客様の事を考えすぎて自滅パターン(証券会社)
証券会社では、主に企業防衛(節税/リスク回避)の為の大型の法人保険を販売することがメインミッションでした。
新卒でお客様第一に考えすぎてお客様の為を考えたら課題を解決するには保険ではなく、もっと別の方法があるはずだ!と青臭いことを考えてしまい、結局何も売れずにくすぶっていた時期があります。(笑)
大前提としてお客様の頭の中、考えを完璧に理解することは不可能であり、その中で営業が出来ることは、担当商材のプロとしてメリットデメリット、リスクをきちんと説明する事。
買うかどうかを判断するのはお客様であり、勝手に営業側がこの商品はいらないかも・・・と、お客様の事をわかったつもりになって勝手に判断したことにより起こった失敗です。
②勝手にネガティブスパイラルにはまり自滅パターン(人材会社)
人材業界は、正直グレーな仕事であります。仕事の起源を調べてもらえばわかりますが、日本では江戸時代から職業として認識されてきた歴史ある仕事の一つです。
世間的にあまり良いイメージを持たれていない仕事なので、お客様から時にキツイ一言を言われたりします。
『奴隷商人なんだからもっといい人材連れてきてよ』お客様としては悪気はなかったと思いますが、当時20代中盤でまだ子供だった私はこの一言でだいぶ落ち込んでしまったことを覚えています。
皆さんも経験ありと思いますが、営業というのは断られることが多く、自己肯定感を保つことが難しい仕事でもあります。
落ち込むことは仕方が無いと開き直れる能力って必要だと思います。
当時は1年くらいはくすぶっていたと思います。(笑)『おれが仕事しないほうが世の中良くなるのではないか』とかマジで考えていました。
③営業という仕事の意味が解らなくなり自滅パターン(IT会社)
営業にはプッシュ型とプル型があり、このIT会社ではプル型に近いマーケティングを中心としたセールス構造になっていました。
超大手企業が対象なので、足繁く通うお願い営業などは通用しない世界です。
その中で営業が個人として出来ることが無いのではないかとかってに誤認し、営業という仕事に迷走しました。(笑)
マーケティングがあれば、最適なタイミングで企業から問合せを頂き、適切な説明を行い、予算を確認し、調整する。というBtoB営業には、確かに個人としての営業力は必要ではなく組織力が必要という事を理解するまでに時間がかかりました。
営業といっても会社によって、市場によって全然違うという事とそれに順応する素直な気概が必要だったと今になって思います。
最後に
失敗というよりも自滅談になってしまいました(笑)
この内容が少しでも悩んでいる営業に方に届けば幸いです。
余談ですが、1社目で先輩にすごい営業ってどんな人ですかという質問をしたら、
『営業ちゃんとしている奴は営業先の庭の番犬に何回も嚙まれているやつ』
という回答が来たことを今思い出しました。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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