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営業の未来予想図2~ノルマの無い世界~

営業マンであれば、必ずついてくるもの。

そう『ノルマ』です。営業マンの未来を考える中で、このノルマは今後どうなっていくでしょうか。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、ちょうど1年前に【マーケティングの未来。営業の未来予想図】という投稿をさせて頂きました。

それから1年という月日が経ち新たに見えてきた【マーケティングの未来。営業の未来予想図】について投稿させていただきます。

※1年前の投稿を見ていない方は是非URLよりご覧ください(2分で読めます。)

ノルマとは?

ノルマとは、個人や団体に対して国家や組織が強制的に割り当てた労働の目標量であり、多くの場合は労働の成果のみならず時間的な制限も付加される。

ノルマとは、元々工場で働く作業員が一日にどれだけ生産するべきかを割り当てたもので、歴史は古く、昔から存在していた考え方です。

知的労働とノルマの不一致

ノルマとは、元々肉体労働者の生産性確保と評価に対して使われたものであり、所謂『頑張りすぎず、さぼらず』労働者を働かせる仕組みです。

現在のビジネスは多くが知的労働になります。

つまり行動したら、行動しただけ結果が出る肉体労働とは違い、その生産性は不確定要素を多く含んでおります。

現代社会においてもまだ、古来からある生産性確保の手法であるノルマが使われていることに違和感を感じるのはその為です。

あなたの損益分岐点(赤字社員にならないために)

では、そのノルマを営業という仕事に当てはめてみます。

営業職というのは会社に対して売上をもたらすことのできる唯一のポジションです。

つまり、売上と経費(1契約を生み出すために必要な給与・販管費)というP/Lそのものです。

という事は、あなたの売上高には損益分岐点があり、ある一定の売上を超えれば益が、未満であれば損が出ることになります。

営業マンのノルマとは損益分岐を意識する事こそが非常に重要です。

※時々、自分の給与分売上を出せば良いと考え、自分は黒字社員だと主張される方がいますが、それは大きな間違いであります。

つまり、最低限のノルマは必要だが、それは会社から押し付けられるものではなく、損益分岐を意識して自ら申告すべきものであると私は考えています。

最後に

元来人は、怠け者です。目標が無ければ頑張ることは出来ません。

『水は低きに流れる』という孟子の有名な言葉がありますが、まさにその通りです。

人間は楽な方、安易な方に自分を肯定してしまいます。

自分でノルマを決められない人は会社に決めてもらえばいい。但し、その方に将来市場価値はつきにくいのだと思います。

以上、またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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