フリーフォントを公開して本当に後悔 & 嬉しかったこと!!
お察しの通り、タイトルの親父ギャグが言いたくて記事を書きました。
2021年、22年と戦隊モノ、ライダーモノのfontを作って公開しました。
使ってもらっているユーザーの方には大変申し訳ないのですが、作者自身は「こんな使いにくいfont誰が使うんだよ…」って思いながら適当に作ってしまったんですが、本人の予想に反してしまい色々なところで目にする機会がありました。
今までもフリーウェアの雑誌掲載とか含めて公共の目に晒されるのには慣れていたつもりなんですがfontに関しては『本人の予想に反して目にする』ってのが自分的には色々複雑な心境だったので、1クリエーターとして自責の念などを含めてnoteに記しておきます。
尚、余談ですが日本語fontはこんな状況にあります。
その1 いきなりYoutubeのオススメ動画に出てきた…
youtubeを見ていた時、すんごい既視感のあるサムネが目を引きました。
↑です。(私の趣味がお笑い、格闘技好きってのがモロバレ)
これを見て私の感想は「穴があったら入りたい…」でした。
いや使ってもらうのはありがたいんですよ。本当に。
でも、「カーニングが…」とか、「もっと、ココをこうしておけばよかった」みたいなのが、とめどなく出てきます。
私のモットーは『ないよりマシ』なんですけど、「そうだよなぁ。普通にfont入れてポイってやったらこうなるよなぁ…」と。
せめて、こうやってやると『っぽくなる』っていうチュートリアルを用意しておけばよかったなぁと思いました。
その2 noteのサポートをいただいた
今年の2月の出来事だったのですが、非常にびっくりしました。
確かに、fontを買おうとすると「おぉ、結構なお値段するなぁ」ってことはあると思うのです(あくまで使う側としてね)が、まさか『無料記事+freefont』に対してお金をいただくことがあるなんて思ってもいませんでした。
無料で出したものに対して予想外のお金を得られるというのは初めてで、非常にありがたい & モチベーションが上がる貴重な経験になったのでnoteの素晴らしさを感じました。
(尚、fontをカーニング含めてちゃんと作ろうとするととてつもなく時間がかかるので私が作った適当なものとは違う、商用のものは数万でも妥当だと思っています。)
その3 Twitterのプロモーションの記事に使われていた…
これも、その1と同じですが2022年10月28日にAmazonで仮面ライダーBLACK SUNが公開されました。(もちろん全部視聴しました)
で、TwitterにもAmazonの公式がプロモーション広告を出していたのですが、そのプロモーションに『映画ナタリー』の記事がありました。
まぁ、ライダーfont作るぐらいですから押しちゃいますよね。
次の瞬間『あ、俺のfontだ…』と同時に、デジャブのように思うわけですね 「カーニングが…」とか、「もっと、ココをこうしておけばよかった」ってやつ。
最終的な感想
今まで色々なフリーウェアやアプリを作ってきたのですが、レビューにしろ雑誌にしろフィードバックを得る時はテキストベースが多く、自分の『適当さ』をビジュアルとして目の当たりにする機会が少なかったんだなぁと反省しました。
また、ソフトウェアやアプリなんかは強制アップデートをつければどうにかなるんですが、fontのようなものは一度DLされると余程のことがないと『最新版をDLする』みたいな文化がないと思うので、そこも大きな違いだなぁと痛感しました。
そうは言いつつも、個人が会社の仕事じゃなく適当に作ったものはソフトウェア、fontに限らず不具合(というか、自分の用途に合わない、使えないという場面)があっても仕方ないと思うので、これからも「ないより、マシ」は続けていこうと思いました。
最も反省したのは作者ならではのチュートリアルがなかった事なのですが、モチベーションの大半(というか100%)がfontなどの大元を作ることであって、チュートリアルを作ることじゃないので非常に難しいんですよね… (アプリでもサムネとかアイコンとかテキスト用意したりするのすんごい面倒だし)
それでも一定の需要と重要さを感じたので、どこかのタイミングで戦隊フォントを使って「っぽく見えるロゴの作り方的なチュートリアル」は用意しようと思いました。
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