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仕事を"ゲーム化"すると、おもしろくてやめられなくなる!

突然ですが、みなさんが子供の頃に夢中になったものは何でしょうか?
僕にとっては、「野球」「マンガ」「ゲーム」にとことんハマっていた少年時代でした。

特にゲームは、夜に寝る間を惜しんでまで熱中したものです。場合によっては食事や排泄すら忘れるほど、その時の集中力たるや凄まじいものだったと思います。

さて今回は、仕事を”ゲーム化"することについてお話ししていきます。

01 | 「仕事」と「労働」はちがう

僕の周りには経営者の知り合いがたくさんいるのですが、みなさん口を揃えて「仕事がおもしろい」と言います。

昔はまったく理解ができなかったのですが、「仕事」と「労働」の違いについて教えていただき、すごく附に落ちました。

ざっくり言うと
「労働」は、お金や生きるためにやらなければいけなかったり、誰かにやらされていたり、『義務感』からやる場合が多く、
「仕事」は、自ら率先して動き、誇りをもってやる『使命感』に突き動かされているものです。

そして、なぜ仕事をおもしろくできるかってことは、”ゲーム化"が鍵だと教わりました。

02 | ゲームに共通する4つの特徴

仕事をゲーム化する前に、まずはゲームの特徴について知る必要があります。もちろんゲームによって複雑なルールなどありますが、下記4つが共通項だと言えます。

(1)ゴールがある
プレイヤーが達成すべき具体的な成果のこと。スーパーマリオを例にとってみると、「クッパを倒す」ことがゴールとなります。目指すゴールがあることで、プレイヤーに目的意識が芽生ます。

(2)ルールがある
プレイヤーがゴールに到達するまでの制約を指します。たとえばクッパを倒すまでに何回でも死ぬことができるのであれば、一気にゲームへの熱は冷めてしまうでしょう。ルールがあることで、創造性が生まれ、戦略的な思考につながります。

(3)フィートバックシステムがある
プレイヤーがどこまでゴールに近づいているかを示すもので、得点やレベル、進捗表示バーなどの形式で表されます。スーパーマリオにもステージがあるので、後どれくらいでゴールなのか視覚的にもわかりやすいです。

(4)自発的な参加がある
上記の3つの要素を理解したうえで、進んで受け入れること。共にプレイする人との共通認識を持つことができます。自分の意志で参加・脱退する自由があります。

下記の本に詳しく書いてあるので、参考までに載せておきます。

03 | 仕事はおもしろい

これらの4つの要素を加味して仕事をゲーム化すると、子供の頃に夢中になっていたように、「仕事がおもしろくてたまらない」ゾーンに入っていきます。

常にゴールに向かって目的意識を持って、共通認識のあるルールとフィードバックシステムがあって、自発的な参加が次々に起こっている...。そんなコミュニティが現代の世の中にどんどん生まれてきているので、ますますゲーム化が進んでいくものと思います。

天下の大商人・斎藤一人さんも「仕事はおもしろい」って本を書いています。いかに夢中になっておもしろくできるか、ゲームが創る未来にワクワクします!


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