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【読書備忘録#4】20代のうちに人生について考える

20代にとって大切な17のこと を読んで。本田健
20歳までに人生の体感時間は半分を終えているという人がいます。残りたった半分の人生について20代のうちに生きることの目的について考えることで、残りの人生を豊かに生きたいと思っている人に贈ります。

期間:2021.4.17~2021.4.24
時間:120min
著者:本田健
出版:2021.2.25


評価(5点満点)

おすすめ度:2点
読みやすさ:4.5点
タメになる:2点
おもしろさ:2点
対象者:人生に迷っている人、何がしたいのかわからない人、これから何をしようか悩んでる人

内容

20代をどう生きるか?

コロナウイルスの蔓延もあり、IT革命により文明が急速に進化していくこの激動の時代を生きる中で自分の中にどう生きたいかの指針を持つことが大事になります。


今回は17のことから、それぞれいいなと思った言葉を紹介していきます。

人生で大切な17のこと

[1]新しい変化を歓迎する
[2]時代の先を読む
[3]社会の仕組みを知って自分がどこに属するかを決める
[4]自分の才能を見つけ、自分で育てる
[5]「人間関係」が幸せのカギと知る
[6]メンターを見つけ、教えを受ける
[7]プラスとマイナスの感情のパワーを知る
[8]社会への「発信の作法」を学ぶ
[9]お金とちゃんと向き合う
[10]仕事に「人生を盗まれないように気を付ける」
[11]「小さなこと」も心を込める
[12]家族について考える
[13]愛の意味を知る
[14]ヤバいくらい大きな夢を持つ
[15]「ダメダメな自分」を受け入れる
[16]迷ったら飛び込む
[17]「人生の目的」を考え始める

[1]新しい変化を受け入れる

このコロナの時代で、非常時には非常時の生き方があります。テレワークが急速に取り入れられていく中で、今までとは違うことがたくさんありますが、「今の正解」を探していきましょう。


変わるのは当たり前なことです。変わっていくことにはすべて「YES」と言い、変化していく先に成長があると思いましょう。

[2]時代の先を読む

世代的宿命を受け入れましょう。ここでいう宿命と運命とは

宿命:自分では選べない頭の良さ、両親、容姿など
運命:自分で行動の結果によって変えられるもの

時代の流れに個人で逆らうことはできません。その中で時代の波にのれるかのまれるかはあなたの行動次第です。時代の流れが変わるときこそチャンスです。

[4]自分の才能を見つけ、自分で育てる

あなたの才能の原型を仕事に活かしましょう。才能の見つけ方は様々ありますが、自分が憧れを抱く人と同じような才能を持っていることが多いです。才能がなければもともとその分野に興味すら持たないことがほとんどです。


才能には光と熱量と養分を与えましょう。才能の開花にはこの三つが必要になります。

光:まず才能を見つけてくれる人
熱量:感情的な情熱、好き、楽しいという気持ち
養分:開花させるための練習量やアウトプット量、継続時間


自分の才能を分かち合える人が幸せになれます。周りには自分のことを肯定してくれる人を置きましょう。
会社員の中には以下の三つに分類されます。

〈1〉言われたことが不十分にでき、叱られる
〈2〉言われたことを淡々とこなす
〈3〉言われたこと以上に何か自発的にやる

〈3〉番になれるように色々工夫していきましょう。


[5]「人間関係」が幸せのカギと知る

人生はすべて人間関係とその付き合う人で決まります。それは人生が「自分が出したもの」が「自分の受けとるもの」であり、多くを与える人が多くを受け取れるからです。


誰かにした不義理はいつかツケが回って自分に返ってきます。これからの人生は何を与えたか、誰に与えたかが大事になります。人脈があなたの未来を開いていきます。

[10]仕事に「人生を盗まれない」ように気を付ける

20代のうちにどれくらい仕事をするのかを考えましょう。最近ではFIREという言葉が流行っていますが、海外では3、40代で退職する人も増えています。仕事は自分が出す「質×量」が報酬として受け取るものです。仕事に量を出しすぎてしまうと、自分の大切なものまで差し出すことになってしまいます。


今一度、何をどう大切にするのかを考えましょう。

[15]「ダメダメな自分を受け入れる」

人は「グループに属していたい」という動物的本能があります。これは太古の昔、サルだった時代はグループにいないと生きていけなかったからです。だからこそ、あれはだめ、これはダメと思ってしまいます。


他にも理想が不当に高すぎることがあります。自分にはあれくらいできると思っていてできないと、自分はダメだと思ってしまいます。本当にそれは自分のレベルに合った目標なのかを考えましょう。


また、自分の弱さを認めることで気持ちが楽になります。自分のできることできないことを認め、できるようになりたいことに対して、小さい目標から段階的に強くなっていきましょう。

[17]「人生の目的」を考え始める。

人生の目的を考えることで、おのずと時間の使い方が見えてきます。人生の目的がまだわからない人は、もしかしたら一番苦しんが子とに「人生の目的」のヒントがあるかもしれません。


人の痛みがわかることは尊いことです。例えば、いじめにあっていて、鬱になったことがあったがカウンセラーに救われたから、私もそういう人に安心を与えられる仕事をしたい。気持ちが凹んだ体験もを目的にしてもいいかもしれません。

最後に

20代で人生について考える良い機会になりました。これから誰と関わっていくのか、どうしてその仕事を選んだのか、本当にやりたいことは何なのか。先が長い人生の中でどうやって生きていこうか迷わないようにしたいと思いました。逆に迷ってしまったときは、もう一度どうしてそれをしたいのか、したかったのか、しているのか、自分を見つめなおす機会を設けることが大事だと思います。

詳しいような以下からどうぞ。


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