自作 恋愛小説 人工的なラブソング

こんにちは。
今日もこちらの自作恋愛小説を書かせていただきました。
第三章目です。
前の章と続く形になっているので、
ぜひそちらを見た後でご覧ください。

人工的なラブソングⅣ
第三章 あいつはいつ帰る?
ジャガイモを追い出して、ゲームに没頭すること三時間。
私は、ゲーム内で今日ネットで知り合った「ラスク」さんとボイスチャットをしている。 
声は高めで、見た目はわからないけど、いかにもヤンチャそうだ。
これからラスクさんは用事があるらしく、ゲームを終わることになった。
6:00 時計の針がさしている。
ご飯買いに行こ。
私は、エコバックをとった。環境には配慮しないと。
私は背が低いのでいつも高いところの物をとるには台が必要だ。
そういえば、ジャガイモはどうなったんだろう。
私は家の外をドアスコープでのぞいた。
黄色は目立ちやすいからもし、まだいたらすぐにわかるだろう。
家の外にはジャガイモの姿はなかった。
「まあね。さすがに待ってたら疲れるよね」
そうつぶやいた。
「ほんとだよぉ。メッチャ疲れたぁ~」
へ?
私は振り返った。
そこには、私の部屋のソファーでくつろぐジャガイモ。
「あんた何でいんのよぉぉぉぉぉ」
そう言いつつも私はもう半分諦めていた。
「あと三日もすればいなくなるだろう」
そう思っていた。

(ボクはそんなに甘くないよ…)
ジャガイモは心の中でそう言った。




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