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素材感と加工をみに Osaka Art & Design 2024へ

5月29日からはじまったOsaka Art & Design 2024
大阪のキタからミナミのさまざまな場所で、アート&デザインの展示がおこなわれています

プレイフルデザインマーケット in 阪急うめだ

会期6月10日まで阪急うめだ9Fで開催されている
プレイフルデザインマーケット
ここで私が、一番見たかったのは、TATAMI ReFAB PROJECT

TATAMI ReFAB PROJECT

SaloneSatellite Award 2023で1st Prizeを受賞したことで知られています

廃棄される畳素材を現代の3Dプリンタと融合し、新しい世界観を提示したことで評価されたプロジェクトです。

廃棄される畳を粉末にし、生分解性樹脂とまぜあわせペレット化。樹脂ペレット投入ができるFFF(熱融解積層)方式のExtraBold社の大型3Dプリンタでつくられています。

ほんのり透けて見てる様がおもしろい
樹脂線の太さを感じられる作品

ちょうど造形実演をみることができました。
このときは8㎜のノズルで造形とのことで、いつもつかうFDMタイプの造形スピードとはくらべものにはならないスピードで作られていきます。なかなかの迫力です。

3Dプリンタで出力されたものは、樹脂を重ねることでできる「積層目」というものができます。この積層目さえもデザイン要素として取り入れているのもおもしろいです。

阪急に展示されていた大型3Dプリンタは、ノズル部が固定されていて、台座が動くタイプ。多関節ロボットの動きも面白い!
見ていて飽きないです(笑)
造形時に樹脂があっつあつででてきて、湯気が立ち上がるようすも楽しめます。

ExtraBold社の大型3Dプリンタ 足元の多関節ロボットも注目です!
ノズルからの樹脂吐出量が多い!
マヨネーズの細口からジューとでるぐらい。

アテンドされていたHONOKAのプロダクトデザイナーさんともお話できて、試行錯誤された過程などお伺いできました。

KOBELEATHER®

革の素材ブランドとして全国で初めて地域団体商標に登録されたKOBELEATHER®

花のようで美しい

メゾン・デ・オブジェ2024で高い評価をえたソファが展示販売されていました。
「どうぞ」と言っていただけたので、座らせていただきました。
もっと線であたる感覚があるかとおもいきや、すこし浮遊感もありながらも想像よりしっかりしていました。ちょっと寝そべる感じになります

HANKYU ART FAIR 2024

阪急うめだ9F 同じフロアで、
HANKYU ART FAIR 2024 も開催されています
現代アートの作品がたくさん展示販売されており、色づかいや形のおもしろさに目を奪われました

私が気に入ったのはこれ
(このエリアは写真撮影OKです)といわれたので撮影しました。

HANKYU ART FAIR 2024の若手アーティストを集めたエリアで気になったのが、則松夏凜さん
機械植物を創造して植物画の形態で描かれています。細かな線を緻密に描かれていて、とても興味深かったです。

HIZO marke

その後
京阪・なにわ橋駅 アートエリアB1で開催されている 
HIZO market 

なにが秘蔵品なのか、なぜ秘蔵品なのかのエピソードとともに展示がみられます。QRがあり、その場で購入することができます。

梅田から京阪電車なにわ橋駅のある中之島まで歩いて歩けない距離…と歩きましたが電車乗ればよかったとおもうほど。

他にも 様々な場所で展示・イベントが行われています
行きたいイベントもまだあるので、会期中にどんどん見に行きたいとおもいます。

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黒田弥生/プロダクトデザイナー
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