炭水化物抜きダイエット【ケトジェニック】
どうも、黒芦です。今回は、炭水化物抜きダイエットのやり方や落とし穴を紹介していきたいと思います。
【炭水化物とは】
炭水化物と聞いて、ごはん、パン、パスタ、芋類などが思いつきますよね。
まず、炭水化物にはどんな働きがあるのか見ていきましょう。
・エネルギー源として身体を動かすのに必要な栄養素である。
炭水化物は体内でブドウ糖に分解される。血中に0.1%くらいあるのが正常な状態です。
身体を動かすときや運動をするとき、勉強するときに使われる栄養素です。
【炭水化物抜きダイエットのメリット&デメリット】
★メリット★
最大のメリットとしては、「脂肪燃焼効果が期待できる」という点です。
炭水化物(ブドウ糖)からのエネルギーの供給がなくなるため、最大限に脂肪を燃焼させることができます。
また炭水化物には「水分をため込む」という性質があり、それによる”むくみ”の予防もできるのです。
その他にも
・血糖値の乱高下が少なくなる。
・脳が活性化する。
・空腹感を感じにくくなる。
・リバウンドの危険性が低い。
・食後の眠気を感じにくくなる。
があります。リバウンドの危険性が低いのはうれしいですね。
★デメリット★
・エネルギー源が脂肪に変わりにくい体質の人もいる。
・体質にもよるがダルさを感じたり、疲れやすくなることもある。(低血糖)
・炭水化物を摂らないことがストレスになることがある。
・やり方を間違えると便秘になりやすい。
というものがあげられます。
【炭水化物抜きダイエットの種類】
では、炭水化物を抜いたダイエット法にはどんなものがあるのでしょうか?
いくつか種類がありますが、今日は糖質ダイエットの中でも特に厳しいと言われている、ケトジェニックダイエットについて紹介します。
「ケトジェニックダイエット」
という名前を聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか?
このダイエット法は、体内に蓄積された脂肪を燃焼させてその時に体内で生成される”ケトン体”を増やし、体を”ケトーシス”状態を作り出し”脂肪を燃やしやすくする”というものです。
ブドウ糖を不足させて代わりに体内の脂肪をエネルギー源として使わせる方法です。
もともとは、てんかんの治療食として用いられていたそうです。
(※てんかんとは
てんかん発作を繰り返す脳の病気。年齢、性別関係なく発病する。)
【やり方】
◆1食の糖質は20g以下
1食に摂取できる糖質の量は20g、1日当たり60gです。
一般的な食事で摂られる糖質の量は1食あたり約50~80gなので、かなり少ないですね。
◆タンパク質は体重1kgあたり1.2~1.6g
こちらは他のダイエットとあまり違いはないと思います。
肉や魚、卵や大豆製品からタンパク質を摂取しましょう。
◆1日大さじ1杯のオメガ3脂肪酸を摂る
オメガ3脂肪酸は体内では作り出すことができません。
しかしオメガ3脂肪酸の摂取を怠ると便秘になりやすくなるので、忘れずに摂りましょう。
・アマニ油
・エゴマ油
・魚油
・チアシード
などから摂ることができます。
◆食物繊維は1日20g以上
野菜やキノコ類、海藻などから摂取することが可能です。
ただし、ここで注意しなくてはならないのが”いも類と根菜類”です。
同じ野菜の仲間であっても芋類や根菜類は糖質が高いので気を付けましょう。
【Point】
上記の必ず押さえておくべきポイントを簡単にまとめると
・なにがなんでも糖質はセーブする!ご飯やパンなどの主食は✖
・決められた量のタンパク質を摂る!摂りすぎ注意!
・食物繊維、ミネラルは多めに摂ること!
・オメガ3脂肪酸を摂る!
【どのくらいの期間やればいいの?】
ケトーシス体質になるまでにはかなり時間がかかるといわれています。
また、体質によっては体の不調を招く場合もあるので無理はせずに、まずは「2週間だけ」などの短い期間で区切って始めることをお勧めします。
【まとめ】
ケトジェニックダイエットは厳しいルールがある反面、腸内環境を整えたり、空腹感が少なくなるなど良いこともたくさんあります。
食事制限だけでなく、適度な運動を取り入れることでさらに効果を期待できそうですね。
正しい方法で実践して、健康的なダイエットをしましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました。以上、黒芦でした!
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