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身バレを選んだ理由

世の中には、色々な情報が溢れていますね。
そして、誰だって手軽に、気軽に発信ができる時代です。

だから、自分が誰かよりも、
伝えたい内容が届くならば、その思いに”自分”という名前は要らないのかもしれません。むしろ、自分の名前が紐付けされない方が、より伸びやかに思いを言葉にできるかもしれません。

だから、SNSの発信に自分自身が誰かを明かさずに、
伝えたいことを伝える
そのスタイルだって、ステキだと思います。

そう、ときに
「バカだな、真面目かよ!」って
自分に突っ込みたくなるときもありますよ。

だって

【くろさき あさこ】は、ペンネームだけど…
【黒崎 麻子】をひらがなにしただけで、
ペンネームでも、実名でも、検索すれば、私が出てくる状態。

ありがたいような…不便なような…


しかも、長男が小学校の授業で、パソコンで検索したそうで…
ママのツイッター、見つけたよ!」
と笑顔で報告してくれたのは、昨年、小4の頃の出来事。

私の知らないところで、私を知っている人が見ていたりもする。
そして、そのことをどう思われたのか…は、私自身は知らないまま…

それが身バレってこと。
デメリットもある。

…もちろん
…メリットも、ある…

最初のころは、身バレするメリットって考えていなくて
『くろあさ』って、アカウント名を使用していました。
ですが、あることをきっかけに、あっさり、身バレを選択して、今に至ります。

その、あることとは…

ダブルケアに関する活動を地域で始めたことがきっかけです。

(『ダブルケア』というのは、子育てと介護が重なることで、そのダブルケアの人が安心しておしゃべりしたり、グチが言えたり、情報交換ができる”ダブルケアカフェ”を主催してするようになったからでした。←このことに関する詳しい話は…また、いつか☆)

ちゃんと安心して、参加してもらいたいから、
きちんと自分自身の最低限の情報は出すことにしました。

だって、Twitterがきっかけで来てくれる人もいれば、
Twitterを知らなくて、だけど地域に掲示した案内のチラシがきっかけで来てくれる人もいる、どちらの人から見た場合も、同じ自分でありたかったから。

また、実名にしたことで…
SNSの発信だって、
その言葉の持ち主がわかるからこその説得力があるとも思ったのです。

もちろん、発信に伴う責任やプレッシャーは、匿名の時よりも遙かに増えました。だけど、それを選んだのは自分。

自分が発信したことを、誰かが、さらにその先にいる誰かに伝えたいときに、私は安心して引用できる人でありたいと思ったのです。

身バレを選んだことで、
身バレによって、発言に関して自分の中での制約がかかってしまうこと、その息苦しさに、ときに悩むことは今でもあります。

でも、このSNSの向こうにいる誰かが、
この人は信用していいのだろうか?
そう不安に思わなくていいように、自分自身が見える存在で、安心できる理由を提示したかったのです。

実名で検索すると、私のことがわかります。
それは、もちろん、ごく一部で、熊本という地域の中で、ダブルケアのことを知ってほしくて、真面目に頑張っている姿。
SNSで発信している私とは、ちょっと違う印象もあるかもしれません。

まぁ…、それは、正式の場でスーツを着るのと、カジュアルな場面で私服みたいな感じとの違いで…服装は、その場に合わせているけれど、どちらも私です。

私のことを信用して大丈夫?と思ったときに、
大丈夫そうかも…と安心してもらえたらいいなぁと。
(もちろん、世の中には色々な人がいるので、疑うことはとても大切なあなた自身を守る行為です。慎重すぎるくらいであっても大丈夫です。)

だって、誰にとっても、子育てや介護、ダブルケアに関することは、とても大切な家族や自分自身のこと。まして、そのことが悩んでいることだったら、なおさら。

だから、私はSNSの向こうのあなたから見たときに、
この人とおしゃべりしてみたいなと思ってもらえる人でありたい。

私の発信する言葉が、
あなたが安心して受け取れる、安全で信頼できるものでありたい。

ダブルケアで悩んでいる人が、
誰も私のことをわかってくれない
という気持ちを抱かなくていいように
私はあなたの気持ちの側にいたい。
ダブルケアで悩むあなたを一人にはしたくない。

そう思っています。

この想いが、SNSの向こうのあなたに届きますように。






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