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【教育】教師が「平熱」でいることの大切さ

こんにちは。
めちゃくちゃ忙しかった4,5月ももうすぐ終わろうとしていますね。
やっとペースがつかめてきたなと感じている方も多いのではないでしょうか?
さて、今日は、忙しいときこそ私が大切にしている心構えのお話です。
少しでも、みなさんが今後忙しくて心が疲れそうなときのお役に立てればと思います。


1.教師に大切な「平熱」

さて、いきなり結論から申しますと、
教師として大切なのは「平熱」でいること
です。
これは、秋田道夫さんの著書「自分に語りかける時も敬語で」(夜間飛行、2022)の中にある言葉から私が影響を受けていつも自分に言い聞かせている言葉です。

「平熱」とは、
・熱を上げもしない
・熱を下げもしない

ということです。

教師という仕事の特性上、特に大きな行事があるようなときは、どうしても「熱」が入ります。そのこと自体は決して悪いことではありません。ただ、その「熱にふりまわされる」ことになってしまうと、いろいろな不都合が生じます。
例えば運動会。子どもと同じように教師も熱が入りますよね。結果、どんな不都合が生じやすいでしょうか?

・表現(ダンス)指導に熱が入りすぎて、楽しいはずの表現が「苦しさを乗り越えて生み出すもの」になってしまう。
・必要以上に子どもを叱ることになってしまう。
・運動会のことだけになってしまい、他の教科の学習が疎かになってしまう。
こんなことが考えられます。

学級でこういうことを大切にしよう。子どもをたくさんほめよう。学習ではこういうことを大切にしよう。などと、4月にしっかり考えていたことが、熱が入りすぎることによって「ブレ」となるのです。

では、「熱を抑えよう」と思うとどうなりやすいかというと、「低体温」です。必要なことをせず、ただ「やる気のない」状態になってしまいます。それもまた違いますよね。

だからこそ「平熱」であることが何よりも大切です。では、どのようにしたら平熱でいられるのでしょうか?次はそのお話をします。

2.どのようにしたら「平熱」でいられるのか

平熱でいるために大切なことは「軸を保つ」です。それには2つあります。「無理にやらない」ことと「やると決めた実践を徹底する」ことです。

①無理にやらない

熱心な教師ほど、いろいろな本を読みますよね。そして、本を読むと様々な実践が載っています。やっぱり、やりたくなります。忙しい合間を縫って準備をします。教室でやります。盛り上がります。
でも、
その陰で疎かになっていることがあります。準備が大変だと続きません。深く理解しないままに実践すると続きません。一発屋状態。さらに、頑張りすぎて自分が体調崩します。

「無理」なものは「無理」なのです。

こうしたくなる気持ちはわかります。若いころの私はまさにそうでした。でも、その限界も感じていました。だかこそ、新しい実践は、じっくり、自分のものにできるイメージをもてたらやります。続けられもしない、続ける覚悟もない実践はやってはいけません。
それは絶対に子どものためになりません。

②やるときめた実践は徹底する

逆に、やると決めたことはとにかく徹底します。
例えば、
・ノート指導
・朝の会や帰りの会の取り組み
・授業で大切にすること
などです。

愚直に、丁寧に。派手なことはいらない。とにかく徹底する。
下手にいろいろやるより、同じことを丁寧に続けた方が何万倍もいいです。
こうやって、「やること」を決めて愚直にやり続けることで「平熱」を保つことができます。

ただし、ここで何をやるかがものすごく大切ですし、そこに、教師としてのセンスやレベル、教育観が現れると思います。限られた時間だからこそ、何を行い、何を徹底するかが大切です。

おわりに

「平熱」でいようと思うと、自然と、持続可能な実践を選択するようになります。教師も子どもも笑顔で居続けられる実践こそが大切であり、そのために私は毎日自分に「平熱でいよう」と言い続けています。

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