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黒猫親子が相棒のクリエイター。もの作りをベースに、「ちょっといい感じ」に暮らしています…

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黒猫親子が相棒のクリエイター。もの作りをベースに、「ちょっといい感じ」に暮らしています。 あんなこともこんなことも、だから人生って楽しい!

マガジン

  • ER緊急救命室が好きすぎる

    不眠不休で24時間昼夜を問わずあらゆる急患を待ち受ける緊急救命室、ER。 アメリカの医療テレビドラマの名作「ER緊急救命室」シリーズ1〜15。 このドラマが好きすぎてマガジンを作りました。

最近の記事

こういう日に君は来たまえ

この年まで生きてきて、興味の無いものは?と聞かれたら 「詩です」と言ってきました。 それがこの数ヶ月なぜか詩が気になりはじめたら、ある日こんな詩に出会いました。 「こういう日に君は来たまえ」「ある日灰色の馬車を降り」これは「ある日灰色の馬車を降り」という詩集の中にある詩です。 1946年に17歳の林 玉樹という青年が、先に逝ってしまった級友に宛てた追悼詩です。 ちょうど時期的に家を巣立つ息子がいるので感情が被ったのか、 昔からずっと戦争で散っていった若い命を悲しんでいるせ

    • 消えていける街

      この平和な国で普通に暮らしているのに ふと消えいりたくなる時がありませんか? 特に理由も目的もない。 なぜ?と聞かれても説明のしようがない。 それなのに、するりと今の場所から存在を消したらどうなるんだろう?と 考えてしまう時があります。 何かそうなる喚起ボタンがあるわけでもないです。 夕食の買い物に行く途中 いつもの電車に乗り込む瞬間 大通りを歩いていて何かの看板を見上げる時 日常のふとした、本当に何気ない瞬間にゆらっと想像するのです。 かといって、きっと私は消えいら

      • ER緊急救命室が好きすぎる その3 / ドクター・ルイス

        ER 緊急救命室」は、昔のアメリカの医療ドラマです。 その1で始まったこの勝手な投稿シリーズ、「ER緊急救命室が好きすぎる」のドクター編の始まりです。 私の個人的な好みで好きなドクターにfeatureしていきます。 スーザン・ルイス/ Dr. Susan Lewis勝手に語る2人目は、同じく初期キャストのドクター スーザン・ルイスです。 私、この人相当良い人だよね、と思っているのです。なにしろERで働く中、穏やかで明るく前向き。しかもあのお姉さんをあれだけ面倒見れる、って

        • 展覧会 | みちのく いとしい仏たち が思い出させてくれた事

          東京が久しぶりに大雪に苦戦し明けた次の日、東京ステーションギャラリーで開催中の「みちのく いとしい仏たち」を観に行ってきました。 この展示会情報を知った時から、これは見に行かなくちゃ!と思っていたのに、ギリギリになってしまった。 とってもとっても良かった。素朴な仏様たちを観て周り、すっかりデトックスされた気分です。 館内の展示は撮影NGでしたので、イメージを伝えるために恐れ多いですが、ちょこちょこと私の落描きが入ります。バチがあたりそうで怖いです。 神社仏閣を回りまくるほ

        こういう日に君は来たまえ

        マガジン

        • ER緊急救命室が好きすぎる
          3本

        記事

          NYを駆け抜けた人 | キース・ヘリング展

          2024も明けて、あっという間にもう半月以上経ってしまいました。 今年も見応えのありそうな展覧会が色々あって、今から楽しみです。 展覧会一覧をながめなら、これもあれもと今からチェック中。 そして2023年の展覧会を振り返りつつ、昨年最後に訪れたのは、森アーツセンターギャラリーで開催中の「キース・ヘリング展」でした。 棟方志功を含め、ガッツリ系の展覧会が続いたので、このキース・ヘリング展は軽めにポップでちょうど良いな〜、と思ったのだけれど・・ それは私の思い違いで全然軽くな

          NYを駆け抜けた人 | キース・ヘリング展

          私の筆箱 | 太い鉛筆が好き

          ちょっと前の企画なんでしょうか。”わたしの筆箱紹介”というタグに行き着いたので、私も投稿。 絵を描く時、スケッチで使うのは太い鉛筆です。 太くても細くても鉛筆を使います。 もっと言うと、絵でなくても筆記具はほぼ鉛筆を使います。 絵もメモも、仕事の打ち合わせでも鉛筆。 立派な会議室の打ち合わせ時には「鉛筆で?」的な顔をされる事もありますが、実はボールペンが相当苦手。シャープペンも好きじゃない。 じゃあ万年筆か?となりますが、万年筆はメモを書く時には使いたくないのでおのずと鉛

          私の筆箱 | 太い鉛筆が好き

          絵であり文字であり | サイラス・ハイスミス展

          ある日インスタを開いたら、突然飛び込んできた「サイラス・ハイスミス展」日本初の開催!の投稿。 日本で個展をやってくれるんですか?!と、次の日ギャラリーに大興奮で駆けつけました。 サイラス・ハイスミス氏(Cyrus Highsmith)は、著名なタイポグラフィーデザイナー・イラストレーター・作家であり、講師でもあります。長年ボストンのFont Bureauでデザイナーとして仕事をされて、2017年からモリサワの欧文書体部門でクリエイティブ・ディレクターを務められています。 私

          絵であり文字であり | サイラス・ハイスミス展

          展覧会 | 棟方志功展で見た ”生きる”

          棟方志功は言いました。 本当に自由な人なのだ、と今回訪れた展覧会でこの言葉を実感しました。 東京国立近代美術館で開催中の「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」に行ってきました。 小さい頃からどこかで作品は山ほど目にしてきたアーティスト。 広告・包装紙・教科書に至るまで、私たちはムナカタに囲まれた生活を送ってきたのだなあ、と改めて思います。 お孫さんが研究・分析した書籍 展覧会に行く前に読んだ「棟方志功の眼」は、棟方志功のお孫さん、石井頼子さんによって書

          展覧会 | 棟方志功展で見た ”生きる”

          ブックカバーを作りたいだけ / 500色の色えんぴつ編

          「○○ちゃんは、色を塗るのがあまり上手じゃないのね」 小学3年生の時に担任の先生に、図工の時間に言われた言葉です。 これ、結構トラウマになりました。 記憶の底から離れないこの強烈な言葉を抱えながら、最終的に私は制作する人になりました。 色を使う度に若い頃はこの言葉がふと頭をよぎりましたが、もう長い間色と向き合ってきたので超えていると自分で思ってはいるのですが、もしかしたら潜在意識では今でも囚われているのかもしれません。 なんでも色でくくってしまう癖そのせいか、色に反応す

          ブックカバーを作りたいだけ / 500色の色えんぴつ編

          「おいあくま」と息子

          息子が「家を出ることにする」、と言い出しました。 進学の為であるとはいえ、ずっとこの家で暮らすと勝手に思っていた私は、突然の報告にびっくり! 考えてみれば、ずっと一緒に暮らすわけはないのですが、心の準備が全くないところへの宣言だったので、驚きました。 そういう私も進学のために、さらりと家を離れましたし、その事が親にとって、金銭面以外にどのように影響するかなんて、当時は考えもしませんでした。寂しい、とか不安、とか彼らにあったのだろうか。。 さて、私のショックは=ただ寂しい

          「おいあくま」と息子

          理由は、ブックカバーを作りたいだけ

          最近は結構本を読んでいます。 理由は、ブックカバーを折りたい・作りたいからです。 こう言うと読書を軽んじているようにも聞こえがちですが、理由はどうであれ、脱スマホは加速し、読書が進むのは良い事だ、と思っています。 小さなご近所さんの本屋さん最近、本屋さんの事を書いた本を続けて読んだせいか、ご近所の本屋さんにもっと足を向けよう、と通っています。 店主さんがご高齢の為、息子さんの代に替わったのですが、とても店内の雰囲気が変わりました。 じっくり観察すると、置いてある本もお父さん

          理由は、ブックカバーを作りたいだけ

          ER緊急救命室が好きすぎる その2 / ドクター・ベントン

          「ER 緊急救命室」は、古いアメリカの医療ドラマです。 その1で始まったこの勝手な投稿シリーズ、「ER緊急救命室が好きすぎる」のドクター編の始まりです。 ここからは、私の個人的な好みで好きなドクターにfeatureしていきます。 ピーター・ベントン/ Dr. Peter Benton記念すべき1人目は、初期キャストのドクター ピーター・ベントン。 ベントン先生を勝手に語れる日が来るなんて、嬉しい! 私はこの先生が大好きなのだ。 相当優秀なドクターで、孤独な外科レジデント

          ER緊急救命室が好きすぎる その2 / ドクター・ベントン

          おシャレな絵本作家 / ミロスラフ・サセック

          好きなイラストレーターは沢山いますが、昔からこの人以上に好きな方には出会っていません。 大好きな絵本作家・イラストレーター、Miroslav Sasek(ミロスラフ・サセック)/ チェコ・プラハ生。 プラハで建築、パリでアートを学びました。 シャープなのに とがってない。 暖かいのに ゆるくない。 独自のフォルムでありながら写実的。 この人のデザイン力の素晴らしさ! 独特の色づかいやグラフィカルな線のとらえかたは 40年たった今でも全く古くなく、おシャレ度満点であります。

          おシャレな絵本作家 / ミロスラフ・サセック

          美術展巡りでもらうプレゼント 2023

          まるで堰を切ったように、この夏あたりから美術展巡りを再開しています。 美術展めぐりは、年単位で間が空いてしまう時期と、スケジュール帳が埋まるほど巡る時期が繰り返しやってきます。 今年は酷い暑さだった夏からそんな気分です。 もっとも、気分だけが先行するかというとそんな理由だけでもなく、見たいものが開催されている時は、多少気分がのらずとも足を運びます。 なので美術展ニュースが入ってくるようにいろんなSNSをフォローして、 おおっ!?と気づいて行ってみると、次回開催や同時展示して

          美術展巡りでもらうプレゼント 2023

          ER緊急救命室が好きすぎる その1

          きっと「ER緊急救命室 クイズ選手権」があったら、優勝するかもしれない、と思っているくらいとにかくこのドラマが好きです。 本当は「ER緊急救命室を語る会」とか、club houseあたりでやってほしいと思います。そんなのあったら即参加したい! 「ER 緊急救命室」は、古いアメリカの医療ドラマです。 マイケル・クライトンが制作総指揮&スピルバーグが共同制作ですもんね。 今でもやっぱり素晴らしいドラマだと思います。 特に医療に詳しいわけでもないですが、「医療」とか「法律」とか、

          ER緊急救命室が好きすぎる その1

          ジュリア・フォーダムの記憶

          Happy Ever After何かの拍子に、懐かしい曲を突然思い出す時がありますが 今日ジュリア・フォーダムという人を思い出しました。 80年代後半に大ヒットした曲に「Happy Ever After」があります。 日本でも相当人気になった人で、この曲ではないけれど、トヨタのCMでも彼女の歌声は耳にしていたと思います。 今回、この歌を思い出した時、私は困惑しました。 懐かしい曲を思い出すと、それを聴いていた頃の環境や人などかなり具体的な記憶が付随するものです。 当時付き

          ジュリア・フォーダムの記憶