【和歌】優しさ/会いたくて
傷付けて
傷付けられて
痛み知り
そうして人は
優しさを知る
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本日お届けするのは昔々にしたためた和歌でござる~(^^)
それがし優しさってとても深いものだと思うんです。相手を思いやる気持ちや慈しむ心を指すと思うんですが、時として厳しく鋭い刃物のようなものにもなると感じています。それは踏み外そうとしている道を正しい道に引き戻すため叱ったり指摘したりすることも含まれるから。
それが間違って伝わってしまったり、傷つけたり、もしくは傷つけられたり。優しさが伝わるのは時間が経った後だったりすることもしばしば。
傷つける方も傷つけられる方も結局痛みは伴います。その痛みを知ることこそが優しさを知ることに繋がっていくのでしょう。
本当の優しさを知る人は傷つく痛みを知っている人だと僕は思います。
その痛みを忘れずに、人に優しくなりたいものです。
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会いたくて
もう会えなくて
会いたくて
でも会えなくて
でも会いたくて
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お次は、会いたくてという歌です。
会いたい理由が様々あるように、会えない理由も様々あります。
会えないことを頭ではわかっていても、心がそれを否定しているうちは、このループから抜け出すのは難しいのではないでしょうか。
いつかはもう二度と会えなくなる日が来ます。
それは命あるものの理、自然の摂理だと思うのです。
だからこそ、会えるときにたくさん会うのです。特別な意味もなく、何を話すわけでもなく、顔を見るだけでも思うこと感じることはあるものです。
本当に会えなくなったとき、少しでも悔いが残らないように。少しでもお互いの心に残るように。
いつかは終わる繰り返される日々の中で、今繋がる人たちにもまた、会えなくなってしまう存在がいるのなら。
そんな想いを心の片隅においておくことで、それが優しさへと繋がっていったりするのだと思います。
また明日と別れ、おはようとまた会えることは、一番身近で当たり前に感じられている実は気づかれにくい幸せな瞬間なのかも知れません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました☆
また明日(*^^*)