【和歌】距離/アイも変わらず

好きなんだ

大好きなんだ

君のこと

でもこのままの

距離で居たくて

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昔々の和歌を今日はお届けします。

好きって気持ちの通りに進んでいくと、どこまでも進んでしまうと思うんです。

でもそこには様々な葛藤や不安や悲観などがあるため、大抵は慎重に石橋を叩いて進んでいこうとするのではないでしょうか。

進んでいくうちに、それ以上進むと元には戻れない岐路に行き着きます。長く一緒に居ると、その関係性を壊したくないという気持ちと先に進みたいという気持ちが入り交じり、なかなか決心がつけられなくなるなんてことないでしょうか。

気持ちを伝えたいけど、仲の良い関係も壊したくないなんて考えが、そもそもわがままなのかも知れません。でも、失う恐怖は大切であればあるほど大きいのも事実。そんな難しい心情を歌にしたんでしょう。

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別れても

相も変わらず

君想う

哀も変わらず

愛も変わらず

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すれ違いとか価値観の違いとか様々な理由で、突然訪れる別れは出会いの数だけあると思います。

納得のできる形で別れたとしても、過去の時間は無いものにできません。思い出の数や過ごした時間が多ければ多いほど、引きずる時間も長くなります。

そんな悲しい出来事の代名詞になることが多い別れを少しでも前向きなことにできれば、どれ程いいでしょう。

かなしみを和らげることができたとしても、確かにあった時間はいつまでも愛おしく感じていられたらと思います。そんな風に心を育んでいきたいものです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^^*)