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「彼女の恐竜」

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恐竜と暮らす女子の物語。
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#マンガ

彼女の恐竜【26】

彼女の恐竜【26】



台湾へ行く楽しみの1つ

いや、最も楽しみと言っても過言でないのが

台湾の宿だ。

正直なところ僕の台湾への興味は

食よりも「建物」や「映画のロケ地」など

ロケーションへの憧れが強い。

ガラスや鉄格子、タイルなど

台湾の独特のレトロなたたずまいは

それをつまみに一杯

いや何杯でもいける。

今回紹介するのはそんな台湾の宿の中でも

特に伝統的な

台湾にどっぷり浸れる宿

「Or

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彼女の恐竜【25】

彼女の恐竜【25】



小籠包と聞いて思い描くものは何だろう?

口に含むと

プリプリの皮の中から溢れ出す

熱々の肉汁

きっとそんなものだろう。

しかし花蓮の小籠包は全く異なる。

見た目も味も完全に豚まんである。

違うのはサイズ。

ちょうど大福くらいの大きさだ。

マークシートを書いてお店の人に渡す。

小籠包は1つ5元という安さで

食べたい個数を注文すると良い

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彼女の恐竜【24】

彼女の恐竜【24】



台東の街をぷらぷらと妻と散歩をする。

特にこれと言って行きたいところもない

ただ街を歩く

途中喉が渇いたのでスタバへと入る

原住民の文化を彷彿とさせる

木や織物の温もりに溢れた店内

人の入りもちょうどよく

ゆったりとした時間が流れる。

スフレチーズケーキの優しい甘さと

コーヒー香ばしい香りに

たまった疲れが緩やかに溶けていく

そうし

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彼女の恐竜【23】

彼女の恐竜【23】



台湾の東側にある池上

東側はアクセスがなかなか難しく

正直台北やその他の都市に比べて圧倒的に地味だ。

しかし東側には東側の良さがある。

ゆったりと流れる時間

大いなる自然の中に垣間見える

人々の営み

池上は台湾の米所と言われている。

お米も粒が立っていて甘くて美味しい。

ここの名物は素食弁当

素食というと日本人には

なんとなく質素なご飯の様なイメージ

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