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玄米デビュー

 最近、図書館に通っているのでたくさんの本を読んでいるのですが、子育ての本にも腸活の本にも『玄米』がいいって書いてあるので試してみることに。もちろん、玄米は農薬が残りやすいので無農薬の玄米を探してみました。

玄米にはミネラルやビタミン、食物繊維が豊富で体にいいって知っているけど、やっぱり白米を愛している私。健康志向の人はほとんど食べている玄米。そういえば健康志向が多いニューヨークのレストランではWhite Rice or Brown Rice?と聞かれるほど玄米も多く食べられていたな、と思い出します。私は迷わずWhite Rice!と答えていましたが。最後に玄米食べたのなんて、友人ベーシストのトーマス・モーガンとNYのマクロビのレストランで食べて以来。一口30回噛むようにしているんだ、という彼。健康志向はいいけど、いちいち会話は途切れるし、食べ終わるのに2時間もかかるもんだからその強烈な思い出しか蘇りませんでした。でも子供たちが通っている幼稚園の上映会で見た『いただきます』という映画で子供たちが最初の一口は100回噛む!と言っていたので家族で真似してみると何と!ご飯の甘みが増すではありませんか。食感も玄米は白米と違って楽しいし、子供たちも大喜び。体が喜んでるね〜なんて言いながら食べてると家族みんなニコニコでした。このお米は農家の人が愛を込めて一生懸命作ったんだよ、っていうとありがたく玄米を頬張っていました。無農薬の玄米を作るのは相当大変なようですよね。

 ところでさっき軽く触れた映画『いただきます』の話。娘の同じクラスの子のママに誘っていただき、上映会に行ってきました。何とも心温まるいいドキュメンタリーでした。子育てしている人はみんな見て欲しいです。食べ物が身体を作る。子供の食育は一生の宝になると思いました。映画に出てくるたくましい子供たち、それでいてのびのび子供らしく元気いっぱいで幸せそう。うちの子供たちも負けないくらいのびのび元気に幸せそうですが、これを見てもっといろんなことに挑戦させてあげたいなとも思いました。

おすすめ!

 便利だと思われてきた保存料や化学調味料などの添加物が発明されて、そんな化学物質が結局たくさん出回っていろんなものに入っているものだから、たくさん自分たちの体の中に入っていく。それが時に発がん性があったりなんなりで悪さをしていく。だからシンプルに昔の食事に戻したらいいってことなのか?と思う今日この頃です。自分たちが先祖代々お世話になっていた食べ物(まさか焼肉味のポテトチップスや激辛インスタント焼きそばではありませんよね?)が私たちの体に一番あっているのではないでしょうか?昔はご飯にバターをのせて醤油と味の素をかけて食べるのが好きだった私ですが、こういう考えになったのもフリーランスミュージシャンになったからなのかな。自分が寝込んだらどうしようもない職。あと子育てしているからかな。母業も代理は他にはいませんからね。

 うちの子たちは基本穏やかです。大輔と私の子だから遺伝した気質も大きいとは思いますが、食事にも影響があるのかな?とも考えています。好き嫌いもそんなにないし、もりもりご飯を食べていっぱい遊んで8時にはバタンと寝ます。体調を崩す時はNYから一時帰国した時が多かったな。時差ボケと連日の暴飲暴食で身体を崩していましたが、日常は健康そのもの。味噌汁は毎日飲んでるし、梅干しも納豆も大好き。野菜もたくさん食べるので、体はしっかりできていると思います。本当に『美味しいもの=体が喜ぶもの』と教えてあげるのは日々気をつけていることです。今回の玄米もその食育の一環でもあります。

 私も添加物が入ったもので好きな食べ物は多いです。チキンラーメンとか食べたいし、アイスクリームコンビニで買って食べたいし、駄菓子とか好きだし。だから全てオーガニックで生活しているわけではありませんが、自分が何を食べているかを知ることは今の時代とても重要なことなのかなと思います。知っているのと知らないのとでは全然違いますものね。自分がお借りしている身体はちゃんとメンテしてあげないと!そんな歳にもなってきたというわけです。

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