玄米デビューその後

　我が家が玄米を主食にするようになっておよそ一ヶ月。さてどのような変化があったでしょうか？興味ある人は気になるでしょ？前回の記事『玄米デビュー』読みそびれた方はこちらからどうぞ。

　玄米に変えてから劇的に変わったのはトイレの回数。よく出ます。本当に。子供たちの『大』の後のおしりふき係の私は玄米デビュー後は忙しくなりました（苦笑）。ちゃんとよく噛んでいるのですが、やはり繊維質が多いので便通は家族みんな良くなりました。そのお陰か、私は肌がツルツルに。顔色いいね、とか肌キレイねって言われるようになり、すっぴんで出歩くことも増えました。女の子には朗報でしょ？子供たちはいつも元気いっぱいだから違いがあんまりわからないけど、玄米の方が好きなようでご飯が残ってもふりかけや海苔の佃煮やらいわゆる『ごはんの友』がなくても玄米だけでモクモクとご飯を味わっている様子。子供たちも玄米の食感や味が気に入ったようです。

　玄米ご飯は栄養満点だからか、おにぎり一個が元気玉のよう。ひとつ食べるだけで元気がモリモリ湧いてくる気がします。白米だったら必要以上にパクパク食べてしまいます。玄米だと一膳の量も少なくても満足するようになり、ごはんの量も自然と減りました。プチプチした食感も楽しいし、甘くて噛めば噛むほど味がするので一口一口を大事に食べるようにもなりました。

　白米は発芽しませんが、玄米は発芽します。ということは命が生まれる種を食べているということです。だからなのか、玄米ご飯にパワーを感じます。玄米は炊くのに時間がかかります。浸水させないといけないので、忘れた時は常備している白米を炊くこともあります。白米を久しぶりに食べるとおはぎのアンコなしを食べているような感じ、つまりはお菓子を食べている感じがしました。白米は白米で美味しいですよね。

　子供たちが通う幼稚園は給食ではなく、お弁当なので毎日お弁当を作るのですが、玄米ご飯が入ったお弁当は一気にオーガニック感が溢れます。出来上がったお弁当に我ながら惚れ惚れ。子供たちも出来上がったお弁当箱を覗いて「うわ〜、おいしそう！」っていうのが毎朝の儀式になっています。そして毎日帰ってくると空っぽになったお弁当箱を誇らしげに披露して、「今日のお弁当も本当に美味しかった〜」と言ってくれます。

　一方、夫の大輔さんは一日一食生活をまだしぶとく実行していて日に日に痩せていきます。もともと痩せてたのに、栄養は今までとっていた分の三分の一ですからそれはそうですよね。今月はポップスのバックバンドの仕事でリハ続きなので疲れ果てた様子。痩せたからさらにゲッソリ。彼の1日一食生活の目的は『集中力を得るため』と『時間を有効活用するため』。決め事が多くて新しいポップスシーンでの現場は自分の畑のジャズとは違い、相当集中力がいるようです。なので一日一食のおかげで助かっているようですが…。流石にやつれた夫を見ているとなんか病気になってしまったかと勘違いされてもいけないので、「なんか痩せすぎだよ、病気した人みたい」とか言いまくっていたら、いつもの如く全然聞く耳持たない素ぶりの大輔。風呂上がりに鏡の前で前に出たり、後ろに下がったりして自分の体をチェックしている姿を目撃！！効いてる、効いてる。ひっひっひ。それからは密かに玄米の元気玉を一つ朝ごはんに食べさせたり、一緒に外行った時に外食したり、内緒で元に戻すよう作戦を決行しています。

　私もアラフォーになり、体のメンテもしっかりしていかないとという年齢になってきました。結構そういうことに無頓着なので化粧品やサプリとか全然わかんないし、いいものも使ってないけど、今回の玄米で体を外側からではなく、内側からケアをしていこうと思いました。無農薬の玄米はスーパーに売っている白米よりもちょっと高いけど、美味しいし、体も丈夫になります。風邪もひかないし、肌もおまけに綺麗になる、髪の毛も綺麗になるのかもしれません。美味しくないサプリを飲むよりも美味しい選択をして体のメンテもしていこうと思いました。おすすめ！