ADHDが興味を持続させるには、「タスク」を作る事が大切

飽きっぽいADHD。
熱するスピードも早いけど、その分興味を失うスピードも早いんだよね。
ADHD持ちのぼくが思うに、何で興味を失っちゃうのかというと、それは「完結」しちゃったからだと思う。

自分の頭の中で「この件はもう完結/解決済み」となると、「完結した事はもう考えなくていい」と脳が判断して、それで忘れていっちゃう。

脳は興味を失った事は忘れていく性質があるけど、ADHDはその忘れちゃうスピードが人よりも早いんだと思う。
自分の中で「完結」してしまうと、その件についてはもう興味を失ってしまう。

タスクを作り、未完結案件として意識し続けよう

興味をタスクとして可視化させよう

ぼくの創作の話をすると、ぼくは作りたい作品がたくさんあります。
形にする為にネタやプロットをメモしておくんだけど、いつのまにかその作品に対して興味を失っちゃう。
「ネタやプロット書いた」=「完結した」と脳が判断しちゃっているからかも。
「まだこの作品作ってないよ!!」と脳に思わせなきゃいけない。

だから興味を持続させる為には、「未完結」のフォルダに入れ続ける事が大事。
「これはまだ完結してない。手をつけるべき案件だ」と意識し続ける事で、
興味を持続させる事ができる。と考えます。

完結してない事柄に関して、人は敏感。
「やるべき事がある」と意識するだけでも、だいぶ変わります。

「未完結」フォルダというのは、つまり「タスク(やるべき案件)」。
これを可視化し、常に意識できるようにしておこう。

やり方

まず、興味を持続させたい事に関して「タスク(やるべき案件)」として可視化させます。箇条書きで書くと分かりやすい。
スマホのメモ帳とかでもいいんだけど、アナログ式の「紙に書いて目につくとこに貼る」のがおすすめ。

次に、この案件に対して超大まかな「完成期間」を設ける。
すぐに完結させたいタスクは「今週中」「今月中」、もう少し余裕があってもいいタスクは「今年中」、生きてるまでにできればいいようなものは「生きてる間」とか、
とにかく「期間を設ける」事で、「これはやるべき事だ」と強く意識しやすくなります。

例えば創作を例にあげると、

作る作品
「今月中までに原稿完成」
小説・終末世界で君と二人生きる
「今年中までに原稿に取り掛かる」
漫画・人生大冒険
「今年中には構想を練る」
漫画・君と僕のメロディ
「30歳までに書き上げる」
小説・純愛の子守唄

みたいな。(作品は架空のものです)

勝手に脳が脳内で完結させないように、
「タスク」として可視化して「これはやるべき案件だよ」と明確に意識させるのです。

まずは意識するって事が大事

可視化される事で、脳は「これは覚えなければ。やらなければ」となるので、興味関心が持続します。
ぼくもこの「未完結フォルダに入れる」事で、自然と興味を失ってしまう事が少なくなりました。

でも、タスク通り、目標通りにいかなかったからといって、落ち込む必要はないよ。
これは「忘れないように」してるってだけだから。
あくまでも、やりたいものに興味関心を持ち続けられるように「意識する」事が大事。

「タスクを作ったから何がなんでもやり遂げなきゃ」とも思わなくてOK。
興味関心の優先度は変わっていくものだし、「やっぱり作るのやめよう」ってなっても本当に飽きてしまっても、
その都度その都度で新しいタスクを作り直せばいいだけなんだから。

興味を一生持続させるなんて事は難しいけど、
なるべく興味を持ち続けられるようにするにはこういう方法もあるよ、というお話。


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