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誕生日プレゼントを考えるのが苦手でも祝いたい!

私は人へのプレゼントを考えるのがとても苦手だ。流行りのものも知らなければ、ブランド物もよく分からず、何をあげたらいいのか分からない。

だから、人の誕生日を祝いたい気持ちはあっても、何をあげたらいいのか分からないという気持ちの方が大きくて、結局何もしないことが多かった。

そんな私にどうしても誕生日をお祝いしたい人ができた。付き合い始めてから半年以上経つ彼氏さんの誕生日。

でも、プレゼントを考えることが苦手な私は正直困った。クリスマスは「お互いに何もあげない、記念日はデートにしよう!」という提案をして、プレゼントを考えることから逃げていた。

困った末に姉を頼り、ブランド物や小物を見て回った。でもピンとくるものがない。。。

結局、何も準備ができていないまま誕生日まで残り1週間。ふと「モノじゃないプレゼントは?」と思った。ランチにディナー、お出かけや経験。そういうものなら、私にもできるんじゃないか。

そこから久々に頑張っていろいろプランを練った。ここまで人の誕生日を祝うことに頑張ったのは初めてかもしれない。

そして当日。
私は古い町並みの残る、千葉県佐原へのデートプランを実行した。

佐原は水運を利用し「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えた町であり、その当時の川や町並みが残されている。オロナミンCのCMでもお馴染みの町だ。

実はこの佐原、日本地図を作った伊能忠敬が30年ほど住んでいた町である。忠敬は17歳で当時商家として成功をしていた伊能家に婿入りし、50歳で天文学の道に進むまでこの地にいた。

古い町並みの残る佐原。
日本の歴史にも触れられる佐原。

そんな佐原をブラブラした後はフレンチを食べた。仏蘭西料理「夢時庵(むーじゃん)」

明治34年の建物を改装し、佐原の古い町並みを見ながらお手頃価格でコース料理が食べられる。前菜、スープ、メインディッシュ、ケーキ。これだけ食べたらお腹いっぱいで眠くなる。。。

今回の交通手段は東京駅からのバス。佐原で10:30〜15:00くらい歩き回っていたので帰りは爆睡。かんぺきや。

今回のデートでは旅のしおりとして「くりのっぷ」なるものを作った。完全に「ことりっぷ」のパクリ。

写真選びや素材のダウンロード、レイアウトなどなどで作成時間6時間。これだけでも相当喜んでもらえたのですが、最終的にこうなりました↓

コンセプトやエピソードの説明、お互いに今日の感想をメッセージカードに書きあい、当日の写真もコンビニ印刷してアルバム化。

くりのっぷだけで「めっちゃすごいじゃん!!」と喜んでくれてましたが、これは更に予想外だったのか、かなり喜ばれました。デート大成功。

人へのプレゼントを考えるのが苦手。
でもワークショップやったり、ファシリテーターやったり、ということが好き。

わざわざ苦手分野で考えなくても、自分の得意分野で、相手がどうやって喜ぶのかを考える。制作物はトータル10時間かかってるのですが、得意なことだから、好きなことだから、全然苦痛じゃないし(プレゼント選びは苦痛でした。。。)、むしろ楽しい。

相手のことを思って祝う準備をする。
本当はそれが1番。でも喜んでほしいし、喜んでもらえなかったらどうしようという不安がある。だったら、自分も楽しめて準備できることをするのもアリだなぁと思いました。

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