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マルティン・ブーバー

「20世紀の20名」と称して『現代思想の109人』(現代思想1978年6月臨時増刊号)から20名をピックアップして、月に1名を目標に、20世の著名な思想家を振り返りながら、その著作に触れる読書を、ひっそりと営んでおります。今回が、3人目です。

PDFファイルにて資料がありますので、そちらを、以下、ダウンロードできるよう、ご紹介させて頂きます。

マルティン・ブーバーと云えば『我と汝』という1冊があまりにも有名です。わたしの住んでいる地元の図書館でも、講談社学術文庫と、岩波文庫で、同書がヒットしました。

たしかに、この1冊を抜きにしては、彼のことは語れないのは重々承知の上で、私個人は、マルティン・ブーバー著作集の第3巻に収録されている『ハシディズム』という1冊を、これを機に、読んでみたいと思っています。

さて…その「ハシディズム」とは何か?ですが、「みすず書房」のホームぺj-ジ内に若干の説明書きがあります。

加えて、これが適当かどうか分かりませんが、Wikipedia(日本語版)にも、一応のこと、記載はありました。

また、マルティン・ブーバーと「ハシディズム」に関連して、3つの小論がWEB上に散見されたので、そちらも、ここにまとめておきます。

こちらは、ご参考までに、どうぞ...。

あくまで個人的な意見ですが「ハシディズム」に代表される「ユダヤ思想」の断片たりとも理解できないと、けっきょく、わたしたちは、ブーバーを、都合よく解釈しているに過ぎない気がするのです。
ブーバーは、ユダヤの「頭」で物事を考えています。このあたりは、現代フランス哲学を代表するエマニュエル・レヴィナスなどにも云える...と思えるのですが…やはりユダヤ思想への理解が乏しいと、彼らの、本当に云いたいことに肉薄できない気がするのです。
以上、取り留めもない雑感でした…。

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