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気になるは、「自分の好きを知る」はじまり


広告の仕事をしています。
たくさんのテレビCM制作などに関わってきました。
右も左もわからなかった10数年前、
「テレビCMは違和感だから」
と尊敬するTAGBOATのコピーライターの方が打ち合わせの時にさらっと仰った言葉が当時とても衝撃的で、いまもずっと自分の脳みその大きな面積をしめています。


マーケティングの世界ではフィリップ・コトラーが5Aを提唱し、
いつの時代もawareness(気づき)は重要な役割をしめているわけですが、
要は「気づかれない」状態ほど無為なことはなく、だいたいの場合において、気づくことから関係が始まるのが世の常だったりするのだと思います。

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広告の仕事では「ひっかかりをつくる」ということを議論したりよくします。”CMは違和感”という尊敬するコピーライターの言葉は
気づいてもらう≒気になってもらう
という最初のひっかかりをつくることがとても大切だということを仰っていたと今になっては身にしみて理解できていたりします。
※違和感やひっかかりは好意的に転換する設計が重要にはなりますが。


話は少し変わり、私の最近の日常の話となりますが
今年の1月からTwitter、つい先週(4月30日)からnoteを始めました。
両方を始めてみて、私が気になってしまっているのが
インプレッション(どれだけ見てもらえたか)です。
もう何年もやっているFacebookやInstagramでは、「どれだけ見られたか」などということを気にしたことは無かったのですが、Twitterとnoteに関しては自分の投稿がいったいどのぐらいの人に見てもらえたのか、ものすごく気になります。

その理由を紐解いていくと、Twitterとnoteの特性が「書くこと(文章)が重要なSNS」だからではないかと思います。
つまり私が「文章」に対し潜在的に興味があり、人の目が気になっているということなのだと思います。
「書くからには読んでもらいたい」
そんな欲望が自分の中にあることを、しっかりここ数日で気がつきました。


Twitterをはじめてみて、もうひとつ気がついたことがあります。
それは自分が目にするツイートの中に「気になる投稿」や「気になる投稿をよくする人がいる」ということです。
具体的には「デザイン」「動画制作」「タイポグラフィ」関連のことを発信されている方がすごく気になります。
つまりそれは、その分野がきっと今の私の気になることであり好きが始まっている状態なのだと思います。


ちなみにですが、私は長い文章を書いたことがありません。
絵心は全くなくむしろ下手、デザインの勉強もしたことがありません。
なのでライターさん・デザイナーさんという職種のひとたちを
いつもすごいなぁと思って生きています。
一緒に仕事をすることは、とても多いですが同じ土俵で戦おうという気はさらさらありません。

ですが、好きなんです。

上手にできなくても好きなことはたくさんあるのだということを行動してみたらより認識した。それはけっこう幸せなことだなと実感しています。



まとめ:このnoteで書きたかったこと。

それは、気になることを大切にしませんか?ということ。
「なんか、最近これ気になるなぁ」というのは多分、自分の最近好きなことに気がついたサインなのだと思うのです。
せっかくそれに気がついたのなら、好きだと自覚して一歩踏み出すと世界が広がって毎日に楽しみが増えるのではないかと思ったり思わなかったり。

単純にそんなことを書いてみたくて
今日もインプレッションを気にしながら文章を書いてみました。

もしよかったら、少しだけこの文章を「気にしてもらい」
スキやフォローをいただけたら、より「文章を書く」ことが好きになれそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

よろしければサポートいただけるととても嬉しいです。