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デキるビジネスマンに求められる問題発見力と問題解決力

問題とは、ある領域での望ましい姿を思い描いたときに、現状と望ましい姿の間にある障害のことをいい、認識した問題を望ましい姿に近づけ解消しようとする全ての行為を問題解決という。

問題解決への取り組みには、以下のような基本手順があり、この基本手順はほぼどんな問題にも当てはめる事ができる。

◎問題解決の基本手順
 1. 問題認識、理想の状態(あるべき姿)の設定
 2. 問題特定
 3. 原因分析
 4. 解決策の立案
 5. 解決策の実行

この手順を省略したり、順番を違えると適切な問題解決に至れない。
問題を早く解決をしたいがために上記手順を省略し、かえって時間が取られてしまったというケースも珍しくない。

問題解決と言うと何か特別な仕事のように聞こえるが仕事は問題解決の連続であって我々は日々、何かしらの問題を解決している。

日頃から問題意識を持って仕事に取り組み、問題解決力を磨いておけば、5年後、10年後には解を導き出すスピードが格段に速くなる。

これを磨かずして、年功序列のエスカレーターに乗り、頓珍漢な指示しか出せないダメ上司になってはいけない。高い問題解決力を持ち、こういう問題はこういうアプローチで解決すればいいということを即座に導き、適切な指示が出せるデキる上司、デキる経営者を目指すべきだ。

ただ、実は「問題解決力」よりも「問題発見力」の方が重要なビジネススキルだ。
問題を発見できなければ、解決することもできない。

なので、「問題」を見つける力を訓練し、どう対処すべきかを考え抜く癖、そして自分なりの結論、意思決定を言い切るというトレーニングを積み重ねておく事が重要だ。

このトレーニングを続けていれば頭の回転が驚くほど速くなり、リサーチ作業や収集した情報の整理、分析するスピードも格段に上がる。

「問題発見力」や「問題解決力」が必要とされるのは、企業のトップや上位職の人だけではなく、全ての仕事や生活の場で必ず役立つ能力なので、誰もが身につけておいて損のないスキルである。

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