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子ども達はいくつになってもママの愛情を求めているもの

『赤ちゃん返り』とよく聞くけど
何なのでしょう?


子ども達は自我の芽生えと共に
独占欲も強くなってきます
特に今まで自分に向けられていた
注目や関心が失われているんじゃ…と
感じると寂しくなってしまい
「大好きなママに甘えたい」
「もっと自分にかまってほしい」
「ママの愛情を独り占めしたい‼︎」
などという気持ちから
ママたちの関心を取り戻すために
赤ちゃんのような行動を取り始めます

じゃぁ、原因は何⁉︎

主に…
・ママの妊娠・出産がきっかけで
「自分への愛情を失ってしまうかも」
という不安
・引越しや入園など、環境の変化による
想像以上のストレスや不安を解消したい
という思いからくることが多いです

こんな姿が見られたら
もしかして
『赤ちゃん返り』かも…

・言葉遣いが幼くなる
年齢よりも幼い言葉を使うようになる
・甘えん坊になる
ママに甘えてくっついてきたり
抱っこをせがんだりする
・以前できていたことができなくなる
成長と共にできるようになっていたことも
「できない」と言うようになる
・夜泣きする
睡眠にも変化が起こって
スムーズに寝なくなり
寝かしつけに時間がかかってしまう
また夜泣きやおねしょすることもある
・おもらしが増える
幼児期になり治まったはずの
夜泣きやおもらしがぶり返す
・わがままになる
「あれがほしい」「これは嫌だ」と
自己主張が強くなったり
我が儘な言動が目立つ
・反抗的で不機嫌になる
反抗的な態度をとるようになり
物を投げる・叩くなど乱暴な行動や
癇癪をおこすことがある
・下の子に意地悪をする
普段は何の問題もない子が
叩いたりつねったり意地悪することがある

これらは子ども達からのアピールなのです

でも…そんな時は
どうすればいいの⁇

・叱らない
親の愛情を確かめたい子どもの気持ちを
理解してあげることが大切
また
「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから」
という言葉は逆効果となるから要注意‼︎
・子どもが要求することをやってあげる
子どもからのSOSだと思い、要求を受け入れ
愛情が感じられる言葉をかけることで
子どもの寂しい気持ちは満たされる
スキンシップしたがっているときは
できるだけ応えてあげる
ここで叱ると逆効果となる
・スキンシップの時間を増やす
ママとのスキンシップは大事な愛情表現
以前は「抱きぐせがつく」といわれていたが
最近は抱っこのメリットが見直されている
スキンシップによって分泌される
『オキシトシン』は『幸せホルモン』とも
呼ばれ、親子で触れ合う中でお互いに幸せを
感じて絆も深まる
またスキンシップの時間を意識して増やす 
ことで、ママの愛情や大切にされていることを実感できる
・実年齢より2歳くらい下だと思って接する
「もう◯歳でしょ?」と言わずに
実年齢より幼いと思って接っすることで
子どもの心も満たされる
・上の子を優先してあげる
上の子が話しかけても
「今は手が離せないから」
とついつい突き放してしまうけど
そうするとママの関心を取り戻したくて
赤ちゃん返りがエスカレートしてしまう
この時期に我慢ばかりさせていたら
信頼関係が築きにくくなってしまうので
上の子を優先するくらいの気持ちでいた方が
不安を抱かせずにすむ
・上の子と2人で過ごす時間を作る
ママを独占できなくなった上の子は
寂しさを感じてしまうので
下の子をパパや祖父母に任せて
外出したり2人だけで過ごす時間を作り
愛情をたっぷりと伝えてあげる
・下の子のお世話を手伝ってもらう
赤ちゃんの簡単なお世話を手伝ってもらい
できたら「ありがとう」「助かったよ」と
感謝の気持ちを伝えたり、褒めることで
自分がお兄ちゃん(お姉ちゃん)になった
自覚が芽生えてくる
また下の子にはまだお世話が必要だと感じる
・周囲の協力を得る
ママが一人で抱え込まずに
パパや祖父母に頼んだり
ベビーシッターやファミリーサポートを
利用したり、下の子のお世話や家事などを
周囲の人に協力してもらう
・ママもリフレッシュする
ママのイライラや疲れは子どもにも
伝わってしまい、不安を与えるので
ママも趣味やお茶を楽しんだり
何か気分転換する時間を作ってリフレッシュ
することを心がける


子ども達は『甘えたい』という気持ちを
ママに受け入れてもらうことで自己肯定感を
育んでいます。また甘えたがっているときにしっかり甘えさせてあげることが自立に繋がっていくのです。
赤ちゃん返りは、大好きなママの愛情が
自分からなくなるのじゃ…という子ども達の
不安な気持ちの表れなので、しっかりと
受け止めてあげたいですね♬