保育園、幼稚園の人間関係トラブル【園長と担任どちらも正しい】①
保育園、幼稚園からの相談の多くが、先生方の人間関係になります。
「園長と職員」、「ベテランと新人」 などなど
人間関係のトラブルで、離職してしまう先生も多いですね。ここ数年では、人間関係からメンタルが原因で、休みがちになる先生も見かけます。
ちなみに、この人間関係のトラブル、一般的な企業より少し多いように感じます。
今回は、そんな中で印象に残った一例をあげて考えてみます。
園長と職員間のトラブル発生
ある園で起きたトラブルです。
その園長先生は、別の保育園から転職してきました。そして、一生懸命に園を良くしようと着任早々から、色々な改善をおこないました。
最初のうちは、職員たちも素直に従っていました。しかし、半年も経つと、なぜか職員たちの間に不満が増えてきました。そのうち、一部の職員たちは、公然と園長批判を始めるようになり、職員間のトラブルにも発展し始めたのです。
園長先生としては、園を良くしようと思って一生懸命だったのですが...
良くしたいと思っている
ここで不思議なのですが、園長先生だけでなく、職員たちも、
園を良くしたいと思っている
のです。想いは一緒なのに、不満がたまっていく。
こんな話は、皆さんの周りでも見たことがあるのではないでしょうか。
最初に私がこの園に訪問して感じたのは、園長先生も職員の皆さんも、とても良い人たちということです。こどもの事を考えていましたし、どちらも園を良くしていきたいとの思いが前向きでした。
たまに見かける、「園長先生が少し意地悪」だったり、「先生たちに意欲がない」ことではありません。
では、何が問題だったのでしょうか?
次回へ続く
まとめ
相談される園を見てみると、皆さんの ”良くしたい” という熱意が伝わってきます。
本当に、素晴らしい先生たちが多いなと思います。それ故に、熱意がぶつかると、大きなトラブルになりがちです。
お互いに、良くしようと思っているのに、逆に人間関係が悪くなっていくのを見ると、とても残念です。
次回は、原因と解決策をお伝えします。
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