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やめる家事|【お風呂編】「この家事やめました!」詰め替え・拭き上げもやめちゃいました

家事というと、手間がかかる・細かい作業が多い・名前のない仕事が多い……と、ちょっぴりめんどくさいイメージ。最近は「やめる家事」が注目されるなど、家事の手間を減らそうというご家庭も増えているようですね。

しかしそんなコラムや雑誌を読んでいると、「うち…そもそもそれやってなかったな……」と思うことも。根っからのズボラ思考は、もしかしたら誰かの家事負担を減らすきっかけになるかもしれないなと思い、うちの「やめた!」についてご紹介します。

■やめました1:ボディソープの詰め替え

地味にめんどくさい……それが洗剤やソープ類の詰め替え作業。使い切ったあと中を洗って乾かして……結局それは私の仕事になるわけです。

というわけで、「ボディソープ→石けん」に変えて、詰め替え作業をやめました!

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とくにボディソープは家族みんなで使うので、減りも早いんですよね。子どもが小さい頃はラクをしたくて「泡で出るタイプ」を使っていましたが、これがけっこう割高。しかもみんな規定以上の量を使うので、あっという間になくなってしまいます。液体ソープの方が割安ですが、泡立たせるのに手間がかかりますし、詰め替え作業はなくなりません。

泡立たせるためにシャボンボール(ネット)を使うなら、石けんの方がリーズナブル。減りも見た目ですぐ分かりますし、ストックも場所を取らないのがポイントです。

うちで使っているのは「カウブランド 赤箱」

ミルク成分とスクワランを配合しているので、しっとりした洗い上がりで気に入っています。ボディだけではなく、顔にも使えますしね。


ちなみに、石けんのドロドロを防ぐために「浮かせる収納」をしている方も多いのですが、うちではシンプルに「置くタイプ」。受け皿のない、シンプルな無印のソープディッシュを使っています。

本当は浮かせる収納タイプを使うと、掃除の手間はなくなりますし空間はおしゃれになるんですけどね!

うちでこうした「石けんを浮かせる」選択をしなかったのは以下の理由から。

・浮かせるために毎度パーツを付け替えるのが面倒になりそう(私が)

・浮かせるための「的」が小さいので、うちの家族はぜったいそのへんに置くようになるのが目に見えてる(←この理由が一番大きい)

・お風呂は家族しか見ないし、ちょっとドロドロくらいは気にしない

・吸盤や磁石でディッシュごと浮かせるタイプも、結局ソープディッシュの掃除はやらないといけないので手間は変わらないし、外れたとき面倒

・ソープディッシュ・置台を掃除するのはほかのものと一緒にできるので、(私にとって)比較的苦ではない

巷にはおしゃれなディスプレイや機能的な収納もたくさんありますよね。でも大切なのは自分がやりやすいかどうか。自分にとって「何が面倒でどれならこなせるか?」というのを重視してあげるとよいと思います。

■やめました2:シャンプー・コンディショナー

ボディソープの流れで、シャンプー・コンディショナーを別使いすることをやめました。私はコンディショナー(リンス)の洗い残しが気になるタイプなので……それもあって、余計にボディソープを使ってしまう傾向にあったんですよね。

最近取り入れたのがこちら。

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マー&ミー ラッテのリンスインシャンプー。なんと顔・ボディにも使えるというノンシリコンタイプのシャンプーです。本来なら、これ1本あればボディソープも洗顔料もいらないってことですね!クラシエさん、目の付け所がすごい!

とくに子どもと一緒にお風呂に入っている親世代にとって、シャンプーが時短ですむのは嬉しいですよね。リンスの洗い残しは背中ニキビの原因になるともいわれますが、マー&ミー ラッテのリンスインシャンプーはボディソープとしても使えるので、そのへんはかなり安心感があります。

そしてボトル1本なら、掃除や詰め替えの手間もそのぶん軽減できます。

でも、個人的に使用感はちょっぴり物足りないかな?しっとりサラサラ感は思ったほどではないですが、ラクトフェリンやホエイといった優しい成分配合なので、ナチュラルな洗い上がりといった感じです。ボディの洗い上がりも、もうちょっとすっきり感が欲しい(なので、どうしても赤箱は手放せません)。

必要に応じて、アウトバスケアを取り入れたほうがよいかも。今のところ、手間が省けるというメリットを優先して使っている感じなので、もっとうちに合うものがあったらそちらに移行するかもしれません。しばらく使ってみて、様子をみようと思います。

■やめました3:最後の拭き上げ

お風呂の水アカ対策として効果的なのは、水滴を残さないこと。

お風呂に入った後に最後拭き上げをすると、水アカやカビの予防にもなっていいことづくめですよね。

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でも、私はそれもやめました。お風呂から出た後の子どものケアもありますし、どちらかと優先したいのはそっちです。子どもを待たせて拭き上げるのも、あとから拭きに行くのも手間で……

それに夜お風呂に入って拭き上げまで頑張っても、夫が朝必ずシャワーを浴びるので、そこでまた水滴まみれになります。1日に何度も拭き上げに行くヒマはありません。

「夫が拭き上げればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そこはそれぞれの家庭のかたち。夫に「やるべきこと」を追加することでイライラするのが私なら、なんだか本末転倒です。

今はお風呂を出るタイミングで、鏡とドアだけシャッとスキージーで水滴をとります。それ以上はやりません。あとは換気。ちなみにスキージーは、私の場合はダイソーのものが一番使いやすかったです。引っ掛けられますし。

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でも水滴を放置すればもちろん、どうしても水アカがつきますよね。それらは、月1回程度の掃除できれいにします。ある程度の経年劣化は仕方ないことだと割り切るのも大切です!


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■「面倒なこと」はやらない方法を探していく

面倒だなと思うことはきっぱり「やめる」という選択肢をとってしまってもいいんです。「すべて完璧にやらないと…」とか「専業主婦なんだから家事をしないと…」と無理に思わず、苦手なことや手間になることはうまく省いていってしまえばいいのです。

考えてみてほしいのですが、昔は炊飯器もなく、洗濯機もありませんでした。家事の大半を手間と時間をかけながらやっていたわけです。でも今、炊飯器や洗濯機があるからといって、主婦の皆さんはヒマになりましたか?

ライフスタイルの変化によって「やること」もどんどん増えているのです。いつも時間に追われて(私もいまだに時間に追われてアワワ~~~!!となっていますが)余裕がなくなって自己嫌悪に陥ってしまうなら、少しずつ「やるべき」と思い込んでいることを手放してみてもよいと思います。

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倉田エリ|出版コンシェルジュ
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