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育児|「鬼滅の刃」将棋が分かりやすい!自己肯定感低めの息子を変えたキャラクターの力

今回は育児の話。あっ、今回はいわゆる「キメハラ」ネタですので、ネタバレ(?)困るよと言う方はスルーしちゃってくださいね。実は私、夫と映画も観に行ったんですが、そのときは未読・未視聴だったので、完全に「?」状態でした。でも、こんな人でも取り込んでしまえるあたりが、鬼滅というコンテンツの強さなんだろうなと思います。

そんな私は、最近やっと単行本をサラリと1回読んだ「にわか」です。なので、ちょっとそれは違くない~?というところがあっても、優しい目で見てくださいね!

うちの息子(小2)は、HSC傾向のある繊細さん。内向的で外にあまり出たがらず、ゲームも好まず、趣味は限定的。習い事もなかなか続きません。そんな息子に、夫と「将棋とかどうかなぁ」と話していたときに登場したのが、これなんです。

■ローソンコラボ「鬼滅の刃」オリジナル将棋

SNSでこんなのが出ているという情報が入ったとき……直感で、これならきっとハマってくれる!と思い、夫に伝えたらすぐに「鬼滅の刃将棋」「こどもしょうぎ」の2種をゲットしてきてくれました。


「こどもしょうぎ」は3×4マスの将棋盤に、それぞれ4枚ずつの駒を配置して対戦します。駒は王に相当する「リーダー」をはじめ、動き方の違う駒が4種類。動き方は駒に書いてあり、色分けまでされているので分かりやすさ抜群。それぞれ3~4種あるので、好きなキャラクターを選べます。

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これ、小さいんですけどかなり白熱した戦いになるんですよ!序盤から激しい駒の取り合いになるので、大人でもけっこう頭を使うんです。


そして通常の将棋盤と同じタイプの「鬼滅の刃将棋」。盤がほんのり市松模様なので、斜めに進む駒の移動先がよく分かります。

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こちらも駒が各キャラクターで、動き方も書いてあります。

このキャラクター配置が絶妙。こんなに親和性高いの?ってびっくりしました。

猪突猛進の伊之助・霹靂一閃の善逸が「香車」ってあたりはさすが。炭治郎とねずこが「銀」、柱たちが「金」「角」「飛車」、王が「お館様」。もう、パッと強さの感覚がつかめちゃうんです。

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息子は鬼滅自体は読んだことも、アニメを見たこともないんですよ(鬼の風貌や残酷描写がものすごく苦手なので)。でもYouTubeで取りあげられたりコンビニなどでキャラクターグッズを目にしたりするなかで、「ぜんいつくん」がお気に入りに。パパから話を聞いたり、娘のお気に入りYouTube(「ひまほちゃん」です)で鬼滅ネタを見たりするうちに、だいたいのキャラクターについて把握したようです。

そんな息子、予想通りすっかりこの商品にドはまり!「猪突猛進~!取った~!」「お館様を守れ~!」など、駒の動きにキャラクターをのせられるので、勝負自体のイメージもしやすいみたいです。

■あんなに負けるのが嫌いだった息子が……

息子は負けるのが大嫌い。自己肯定感が低く、一方で完璧主義なところがあり、負けそうなときや自信がないものはやらない、という傾向があります。今までも、習い事やゲームなどで、何度やる気を失ったことか……

なので初日はちょっと手加減したり、息子が勝てるように譲ったりしていました。でも最近は、(私も将棋はあまり上手ではないので)ほぼ手加減なしで勝負しちゃっています。


そして、本気の対戦で負けてしまった息子……大きな目にウルウル涙をためて……すごく悔しそう……

(ああ……やっちゃったかな……もうやらない!が始まっちゃうかも……)

と思ったら、「目にゴミが入った。もう1回勝負しよう」と、自分から将棋盤に駒を並べ始めました。

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す…すご!!!目にゴミが入ったって言い訳、ほんとに使う人初めて見た!(そこじゃない)

息子が負けを認めたうえで、さらに勝負を挑んだり、どこがダメだったのかを考えたり。今までのゲームではそういう姿勢がほとんど見られなかったので、ものすごい成長を感じました!

勝ったときも負けたときも、一緒に「煉獄さんのあの動きが良かったよね」「カナヲちゃんがそこにくるとマズいんだ」などの分析を一緒にするのが、息子も楽しいみたい。終わった後に「あのときの一手、よく思いついたね~」など必ず褒めるようにしていますが、最近はほんとにめきめき上達してきたように感じます。

■今では毎日対戦!よい趣味になるかな……

息子の場合、鬼滅というキャラクターを通したからこそ将棋の魅力が伝わったのだと思います。普通の将棋盤を渡して「楽しいからやってみようよ!」と言っても、息子のようなタイプは食いつかなかったような気がします。

本当に、このコラボ企画を考えてくださった方に、感謝したい!!

そして、この将棋盤は紙製なので、ちょっとお値段してもいいから、耐久性のある素材で作ってくださるとありがたい……!

今では「宿題が終わったら将棋しよう!」と、毎日4~5回将棋を一緒に楽しんでいます。普通の将棋を数回やることもありますし、ちょっと疲れたときや、時間がないときは小さい「こどもしょうぎ」も使います。今は各駒の動き方を覚えたり、自分なりの攻め方などを考えたりしている段階ですが、そのうち戦法を勉強したり実践したりするようになるかなぁ。

将来的にも、いい趣味になると信じて。私も一緒に将棋を勉強したいと思います♪

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