【永久保存版】Kindle出版やり方マニュアル|ファンと収入をオートマチックに増やす方法
こんにちは。出版コンシェルジュの倉田エリです。
2022年に出版サポートを開始し、50冊以上の電子書籍が世に出ました。
そこから、最高月収を達成した方、商業出版につながった方、メディア出演を果たした方…さまざまな変化も見られるように。やっぱり、著者さまの飛躍は、私にとっても一番の幸せですね!
グループ講座は、これまで初心者さんから起業家さんまでさまざまな方が参加してくださいました。現時点で出版率100%を誇ります。いつも募集とともに満席になり、キャンセル待ちも出るほど。本当にありがたいことです。
最近は、出版以外にもビジネス講座など、さまざまなお仕事をさせていただくようになりました。
私にとって、出版サポートは「天職」!!
みなさんの作品が世に出ることが、楽しくてたまりません。
私自身、19歳で芥川賞作家のゼミに入り、表現を学び始めて、20年以上。
当時抱いた夢はまさに、「いつか本を出したい」でした。
電子書籍は素晴らしいツールです。
「本を出したい」という夢を、最短最速で叶えてくれます。
ですので、このnoteでは、私が実際にやっている「Kindle出版の方法」について、包み隠さずお伝えしていきます。
しかも、ただの「出版手順」ではありません。
今からお伝えするのは、「マーケティング要素も加味した、"売れる本のつくり方”」です。売れるというのは、つまり「売れ続ける=ロングセラー=ファンがずっと増え続ける本」です。
印税によって収入を伸ばしたい人も、本から講座や商品などのバックエンドにつなげたい人も、絶対に知っておくべき内容を網羅しました。
正直、有料級の内容です。
電子書籍の出版は、とにかく今がチャンス!だと強く感じています。
出版社さんとお話ししていてもそうです。電子の盛り上がりは無視できなくなってきています。むしろ、出版社さんから「電子書籍の売り方教えてください」「講座やってほしい」と言われるほど……今はそのくらい、電子の市場は注目されているんですね。
出版に興味があるなら、ぜひ1日も早く!
電子書籍にチャレンジしてみてください。
■前提
まず、前提として。
Kindleとは、Amazonが運営する電子書籍プラットフォームです。楽天KoboとかLINEマンガとかいろいろなプラットフォームがありますが、kindleはそのうちのひとつにすぎません。
電子書籍を出すといえば、この「Kindle本」をさすことがほとんど。
他のプラットフォームは、とくに考えなくていいでしょう。
なぜkindleなのかといえば、「キンドルアンリミテッド」という読み放題サービスに登録することで、さまざまな読者に届くこと、アンリミ対象本なら印税率が70%になることなど、メリットが多いから。
※ほかのプラットフォームにも出版するならば、印税率は35%になります。
ロイヤリティの計算は、ちょっとややこしい部分もあるのですが……実は、私の本もロイヤリティの8割が「キンドルアンリミテッド」の読者さま。
「どうせ出版するなら、kindleがいちばんおいしい」ということです。
そして、最低限必要なものは「原稿」と「表紙」のデータ。
これさえあれば出版は可能だということを、まずは覚えておいてください。
それでは、実際のステップについてお話ししていきます。
■企画・テーマ
まずは、何をテーマにして書くのか決めましょう。
ビジネスをしている方なら、自分のお仕事につながるような本がおすすめ。
もしテーマがわからないなら、「自分の棚卸」から進めてみましょう。
どんな経験をしてきた? どんな苦難を乗り越えた? どんなことを伝えたい?
「こんなテーマで書きたいかも」が見えてきたら、Amazonや市場のニーズを調べます。「売れる本」と「書きたい本」は、必ずしもイコールにはなりません。自分の書きたいことをベースに、売れる本にするため「市場=読みたい人がいるかどうか」をちゃんと把握しておくことが大切です。
たとえば、「Amazonの上位(売れている本)」、「類書(同じようなテーマの本)」を一通り見て、今のトレンドやニーズを確認します。レビューなどを読むと、読者層の生の声がわかるので、とても参考になりますよ。
ここをどれだけ丁寧にやったかで、その後の売れ方はかなり変わります。
構成の流れも、売れている本や類書の目次を見ると、かなり参考になると思います(パクリはダメですが、網羅すべき情報がなんとなく理解できるはずです)。
■タイトル
テーマが固まってきたら、タイトルを決めましょう。
タイトルは最後に決める方もいますが、私は先に決めることをおすすめしています。なぜなら、このタイトルが本の「旗印」になるからです。
そして、一番大切なのがタイトル。検索されるかどうかがすべて。
タイトルのコツはこの5つ。全部網羅する必要はないですが、1つでも多く入れるようにするのがおすすめ。
このとき、SEOも意識しましょう。SEOとは、簡単にいうと検索ワードの最適化。つまり、「検索されやすい言葉を入れて、読者さまに見つけてもらいましょうね!」ということ。
読者さまがGoogleにどのような言葉を入れて検索しているか?
その言葉をタイトルに入れるのがポイントです。
ラッコキーワードなどを使って、サジェストワードもチェックします。
▶ラッコキーワード(無料のキーワード分析ツール)
…検索されている言葉、一緒に入力されているワード、タイトル案などがざっくりわかる便利ツールです
実際に、同じテーマでもタイトルが違うだけで全く反応率が変わってくることがあります。タイトルは出版直前まで、何度も練り直すようにしましょう。
■構成・執筆
タイトルで方向性を固めたら、構成をつくります。
なにをどういう順番で書くのか、という「本の骨組み」です。
原稿の大きな構成は
①はじめに
②目次
③本文(複数の章立て)
④あとがき
⑤(あれば)読者特典
⑥(あれば)参考資料
⑦プロフィール
です。
文章の型はいろいろありますが……一番大切なことは、「目の前に読者さまがいるつもりで、語りかけるように書く」。それだけで、文章がぐっと良くなります。
私がおすすめする流れは、この4ステップ。
「こんなお悩みありませんか?」
「それはこれで解決したらいいですよ」
「実は私もそうだったんです、やり方はこうです」
「じゃあまずはこれからやってみてください!」
文章が長くなっても短くなっても、このパターン。
そして、各種ノウハウを伝える段階では「概要→要点→ステップバイステップ」と、大きな話からどんどん細かくしていきます。
「なぜ? なに? どうやって? 今すぐするには?」この流れさえ崩さなければ、構成が破綻することはありません。
そして、「読者さまに一番伝えたいこと」これを必ず意識してください。
この「軸」さえブレなければ、間違いなくいい本になります。
書いたら、推敲も忘れずに。
推敲とは、自分で書いた文章を、自分で読みなおすことです。
必ず一晩あけて、冷静になった頭で読み返しましょう。
・言いたいことが伝わるか?
・語尾やリズム感はおかしくないか?
・漢字とひらがな、表記に揺れはないか?
などなど、細かいところもチェックしていきます。
私は、作家の先生に「100回は推敲しろ」と教わりました。
文章は、最初にたくさん書きだして、それから彫刻のように削り取る作業。どんどんブラッシュアップして、表現を際立たせていきましょう。
■表紙
続いては表紙です。
グループ講座の8.5割くらい…? は私が表紙をつくっています。
あと1割はデザイナーさん。0.5割はご自身でつくる方です。
表紙のつくり方は、下の記事で超詳しく説明していますので、合わせてご覧ください。データはJPGで用意してくださいね。
ここだけの話、「ロングセラーになる本」は「3文字で伝わる」表紙が多いです。「説明術」「整形級」「36着」など、際立たせる3文字が市場に刺されば、かなり伸びると感じています。
■原稿アップロード
下書きができたら、原稿をEPUB化しましょう。つまり、Amazonでキレイに表示させるようコーディングすることです。
今はWordやGoogleドキュメントでもそのまま出版可能ですが、レイアウトを整えるのに手間がかかりすぎるのが難点……(レイアウトがズレてひどい状態になっているkindle本を見ることも度々あります……)。
横書きならやりやすいですが、縦書きだと苦戦します。
そして、やはり本を読む層は「縦書きを好む」人が多いことも事実。
私は縦書きレイアウトを美しく整えたいので、有料の「ロマンサー」を契約しています。受講生さまには自由に使ってOKにするため、一般契約ではなく業務契約です。EPUB化はココナラなどでやってくれる方もいるので、お好きな方法を見つけてみてください。
原稿と表紙ができたら、KDPにアカウントを開設します。
印税を受け取る口座番号などがわかるよう準備しておいてくださいね。
KDPにアカウントが開設できたら、「タイトルの新規作成」→「電子書籍(マンガ以外)」から、必要情報を入力してデータをアップロードし、価格を設定しましょう。
■ランキング戦略
Kindleで大切なのは、ランキング戦略。
つまり、「Amazonカテゴリ別ランキング1位」を獲得することです。
じつはこれ、戦略的に狙えば誰でもできます。
(なので、「Amazonでランキング1位をとらせます!」という高額講座にだまされないでくださいね…!)
ポイントは、Amazonの「カテゴリ」。
ニッチなカテゴリを狙うことです。
これは、原稿をアップロードする際に自分でカテゴリを指定します。登録の際、実際にそのカテゴリで上位を取れそうかどうか、リサーチしながら設定しましょう。
ランキングも、「有料売れ筋」「有料新着」「無料」といくつかのパターンがあります。
①売れ筋は、文字通り「有料で売れている本」。
②新着は、発売後1ヶ月以内の本。
③無料は、Amazonの「無料キャンペーン」に登録中の本。
難易度は、①が一番難しく、③がもっとも簡単です。
シンプルに、ライバルが減るからですね。
③の場合、無料キャンペーンに登録している本が0冊のカテゴリに登録すれば、その時点で1位が獲得できてしまうわけです。ちなみにこの無料キャンペーン、3ヶ月に1回・最大5日間、自分の好きなタイミングで登録できます。
もしあなたが、フォロワーがたくさんいる・サロンなどの応援が受けられる、といった環境なら、「有料売れ筋」で「ベストセラー」を狙う戦略を取りましょう。有料売れ筋1位を獲得して一定時間たつと、「ベストセラー」の帯が獲得できます(カテゴリによりますが)。
有料なら、「売れ筋」と「新着」の両どりも狙えます。登録できるカテゴリは3つまでですが、中カテゴリ・小カテゴリ…と細かく枝分かれしているので、なるべく小さいカテゴリを選んで登録します。うまくいけば、小カテゴリ・中カテゴリ両方1位をとることもできるからです。
出版時のブーストを利用すれば、「Amazonランキング10冠!」みたいな状況をつくりだせる……というわけですね。
もしフォロワーが少ない、一人で戦うといった場合は、無料ランキングの1位を狙いましょう。ニッチなカテゴリを登録するのはもちろんですが、自分や家族など5~10名程度の購入者が見込めれば、どこかで1位が取れる確率は高くなります。
ほらね、1位って、実はこんなに簡単なんです。
なので、「Amazonランキングで1位を獲ること」をゴールにしないでください。大切なのは出版後ですから。
■プロフィール・A+コンテンツ
アップロードが完了し、Amazonに販売ページが生成されたら、プロフィールを掲載しましょう。
「KDP→マーケティング→著者セントラル」からプロフィールを設定します。このプロフィールはAmazonに掲載されるので、メディア取材などが入ってくることも考えて、公的な文章でちゃんと書いておくようにしましょう。
顔出しはしなくても構いませんが、何か掲載できるアイコンがあれば用意しておいた方がベターです。
※書籍内にもプロフィールを書いているはずなので、それを転載する形でもOK。ただし、LINE公式やQRバーコードは載せないようにしましょう。
A+コンテンツは、POPのようなもの。余裕があったらぜひやってみてください。このように、画像が3枚程度あれば、書籍の情報を視覚的に伝えることができます。
内容は、書籍のキャッチコピーや伝えたいこと、ターゲット、目次の抜粋、特典情報など、表紙で伝えきれない部分を網羅するのがおすすめ。
電子書籍は立ち読みができない(厳密には、目次くらいまでしか読めない)ので、それを補足する立ち位置として使うといいでしょう。
A+コンテンツも、QRバーコードなどは掲載NGです。基本的に、Amazonのサイト上から別のサイトへ遷移させる行動は嫌われるので注意しましょう。
■印税の10倍稼ぐ「出版マーケティング」
私は普段、起業家さんを対象にした出版ブランディングのグループ講座を開催しています。目標は「確実な出版」ですが、さらに向こう側にある目的としては、「ご自身のサービスにつなげること」。そのためのテクニックもまだまだありますが……それはかなり長くなるので、ぜひメルマガ等でご覧くださいね。
これができるようになると、印税の10倍、20倍、100倍もの収入にもなるんです。実際に、出版翌月にサラッと100万円売り上げた方や、2年以上にわたって継続的な集客を叶えている方もいらっしゃいます。
書籍はとてつもなく大きなアドバンテージです。
同じ資格を持つ人たちの間で、頭一つ飛びぬけた「すごい人」になれる力を持っています。さらに、それが「Amazon1位の書籍」であればなおさら。
「実績がないから出版なんて…」
「私に書く資格なんてないから…」
そう悩まれる方も多いですが、
「実績がないなら、『出版した先生』を最初の実績にするのです!」
「1行でも書いたら叶う夢です、資格ではなくやる気です!!」
これが真実。
もちろん、文章力や構成力、誤字脱字、NG表記、著作権……いろいろ気になるところもあると思います。それは、きちんと編集する能力を持った人にサポートをお願いすればいいだけの話。
「AIで書いちゃえばいい」
「ササっとブログをまとめればいい」
それもひとつ正解。でも、やはり「自分の言葉で書く」経験は、想像もしない飛躍のきっかけになります。
(自分の力で書かないと、何を書いたか忘れてしまいますからね……)
事実、私の出版講座を卒業された方の多くは
「わたし、本当はこれがしたかったんですね」
と、副業を開始したり
「やっと家族に理解してもらえた」
とビジネスの協力体制が生まれたり
「出版をきっかけにセミナーに呼ばれ、そこで高額講座が成約に」
と、売り込みなしで申し込みが入ったり
みなさん、人生の歯車が「想像以上に良い方向」へと動き出しました。
出版のすごいところって、「デメリット」がないこと、かもしれません。
(とくに電子の場合、著者買取や在庫もないですしね!)
ぜひ、あなたも電子書籍で「出版」の夢を叶えてください!
きっと、思っていた以上の「夢」に手が届くはずですよ。
■売れるタイトル・登録関係PDFプレゼント
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
ここまで読んでいただいたあなたに、特別なプレゼントをご用意しています。
今回、細かい手順まではお伝えできなかったので、各種登録やアップロード関係のPDFをご用意しました。お手元に保存して、何度でもお使いください。そのほか、ファン化が加速する構成テンプレートや売れるタイトルの型テンプレートもセットにしました。ほかにない、「kindle出版コンプリート特典」です!
ここに掲載するとかなり長くなってしまうので、こちらにメールアドレスをご登録いただいた方にお届けいたします。
そのほか、出版に関する特別なご案内や、商業出版へのロードマップなど、さまざまな情報をお届けする予定です。あなたの夢を叶える一助に、ぜひご活用ください!
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