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食卓を楽しく、かわいく。田中ちあきさんのキュートな作品たち。

おはようございます。

10月19日(木)からのうつわイベントに向けて、作り手の方の作品をいろいろとご紹介していきます!

今日は、鳥取県倉吉市で活動されている田中ちあきさん
昨年まで鳥取市の鹿野で作陶をされていましたが、このたび倉吉に新たな拠点を持たれ、活動されています。

先日工房にお邪魔した時には、展示室いっぱいに置かれた作品たちが迎えてくれて、幸せな気持ちになりました。

作品ができるまでをイラストで紹介されています

田中さんは鳥取県生まれで、「練り込み技法」と呼ばれる技法を用いたうつわづくりを続けていらっしゃいます。「練り込み技法」とは、いろいろな色の粘土を組み合わせて模様を描く技法で、「金太郎飴みたいな」と言うとイメージがしやすいでしょうか。

金太郎飴と同じで、作品の表も裏も模様が出てくるというのが大きな特徴。

田中さんは、動物や魚、花などの素材を細かく作り上げて作品にされていて、そのユーモラスな表情、ポップな色、ちょっとシュールなモチーフたちがとても魅力的で、全国にファンがいらっしゃる作り手さんです。

初めて作品を見た時にそのかわいさに心を射抜かれ、その場で「仕入れさせてください!!」とお願いをしたのがもう、かなり前になります。以降、毎年のように作品を届けてくださり、たくさんの皆さんに見ていただく機会を頂いています。

今回も、人気の「動物マグ」のシリーズ(羊や牛、馬など)や小花柄のお皿など、定番のキュートな食器がたくさん、届いています!

また、今回新たにきれいな格子模様のお皿も新登場。どことなく北欧の雑貨を思い起こさせる鮮やかな青、ピンク、黄色のチェック柄が、めちゃくちゃかわいい!
おそろいでボウルもあります。

「トーストが似合いそう」ということで、目玉焼きを乗せた食パンを盛り付けてみると、朝の時間が元気に過ごせそうな色合いになりました。

目玉焼きには福岡の「南の風のマスターネ」を添えています。はちみつ入りで甘酸っぱくておいしいのですよ~。

定番の小花柄のプレートには、フルーツのオープンサンドを。こちらもパステル調の水色でとってもかわいいですよね。

普段とは少し違う、ポップでかわいいデザインの食器は、日々の食卓を楽しくしてくれますし、癒やしにもなります。個人的にも使っているのですが、食器棚からそのうつわを取り出す時に、思わずふふっと笑ってしまう、ちょっと肩の力が抜ける感じがいいんですよね…。

田中さんはずっとこの練り込み技法を用いたうつわづくりを続けていらっしゃるのですが、工房には学生時代、卒業制作で作られたうつわも展示されていました。時間も手間も惜しまずにひとつひとつ作り上げられた作品はかわいさの中に迫力もあって、「作りたい!」というエネルギーが伝わってきます。

この情熱を今も持ち続け、新たな模様やかたちにチャレンジし続けている田中さん。ぜひ実際にその作品を見て、ほっこりしたり驚いたり、していただけたらと思います。

◎今回のうつわイベントにご出展くださる窯元さん、作家さんの一覧です。

永見窯(島根・雲南) / 宮内窯(島根・江津) / 袖師窯(島根・松江) / 嶋田窯(島根・江津) / 元重製陶所(島根・江津) / 吉田製陶所(島根・浜田) /
牧谷窯(鳥取・岩美) / 田中ちあき(鳥取・倉吉) / 陶工房アッシュワーク(鳥取・米子) / ドモク堂(鳥取・湯梨浜、益子) /
朴禾(広島・安芸高田) / 古谷製陶所(滋賀・信楽) / スギウラ工房(愛媛・砥部) / 紬器-tumugi-(兵庫・丹波篠山) / 雅樂窯(福岡) /
KANA ALLCOCK CLAYWORK(アメリカ・テキサス)

今までのイベント関連の記事はこちらのマガジンからご覧いただけます。


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