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冬のはじめの、鳥取へ。

おはようございます。

先週のことですが、うつわイベントのお礼かたがた、鳥取県岩美町の「牧谷窯」の杉本さんのところへ出かけてきました。風が強くてきれいな海の景色は撮れませんでしたが(飛ばされそうになりながら帰りました)、これも山陰の海だよな、としみじみ感じました。冬が近づいている感。

オンラインイベントの様子、また、直接販売マーケットでのお客さまの反応など、いろいろとお話させていただきました。たくさんの方のもとへ旅立っていったうつわたち。杉本さんもとても喜んでおられました。

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しゃれたギャラリーにも、今回の「オープンスペース美南」さんのような古いたたずまいの畳の部屋にも、家の食器棚にも、どんな空間にもしっくりなじんで、かつ存在感も放っている牧谷窯さんの作品の強さ、素晴らしさは、唯一無二だなあ、と思います。
ご本人にそのことをお伝えすると、「いやあ、自分自身は何も考えずにただただ作ってるだけなんですけどね」とのこと。面白いものを、楽しいものを…という気持ちのみで、無心で作られるからこそ、感じる強さなのかもしれませんね。

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工房には、これからうつわになるのをじっくりと待っている、組み上げられた土の塊がたくさん。どんなデザインに出来上がるのか、楽しみです!


その後、ちょうど鳥取市で開催されていた「とっとり陶窯展」にもお邪魔してきました。

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今回のイベントでもお世話になった「陶工房アッシュワーク」さんが出展されていました。渋い色合いの鉢ものや、かわいい絵付きのお皿など、たくさんのうつわたち。

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手に取っておられる方々との会話を楽しんでいらっしゃいました。

ほかにも、鳥取県各地の窯元や作り手が一堂に会していて、初めて見るものも多く、興味深かったです。骨太で主張があるというか、訴えてくるものがある作品が多かったような気がします。


遅いお昼ごはんは、鳥取に行ったら必ずと言っていいほど立ち寄る「ベーグル喫茶・森の生活者」さんで。

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私が入ったときにはお客さまはおられなかったのに、出るときには満席に…持ち帰り用のベーグルを買い求めに来られる方もたくさんいらっしゃいましたし、旅行客の方もちらほらおられました。

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お決まりの「あんこきな粉バターベーグル」と、あったかいカフェラテ。「お砂糖はご入り用ですか?」と聞いてくださったので遠慮なくお願いしました。スティックシュガーが映ってしまってちょっと興ざめですが…(以前、コラムに書いたように、コーヒーには砂糖とミルクを入れる派です)。

「森の生活者」さんのベーグル、大きさや食べやすさ、それぞれに入っている素材との相性など、ちょうどよくって、本当に大好きです!もっと近くにあってくれたらなあ…。

カウンター席からは、鳥取の古い商店街や、鴨がすいすいと泳ぐ「袋川」が見えて、ぼーっとしながらしばし休憩…。松江は「城下町」という感じですが、鳥取もかつては同じようにお城があったのに、なんだか庶民的というか、町全体がレトロ…というか昭和感があって、懐かしいイメージです。駅前はずいぶんと様相が変わりましたが、変に都会の真似をせず、このままレトロっぽい感じでいてほしいものです…。

帰りにちょっと寄り道して、湖山池へ。

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松江はお城の近くに宍道湖という大きな湖がありますが、鳥取はちょっと離れたところに湖山池という湖があります。こんもりした小島があって(青島といいます)、「池」という表現もなるほど、という感じのかわいらしさです。

松江を「水の都」と言う人もいるけど、鳥取も豊かな水に囲まれた土地なんですよね…。久しぶりに訪れて、あらためて魅力を感じました。


さて、11月もいよいよ終わりに近づいてきましたね。3連休は少しですが自宅の「気になっているところ」の掃除を始めました!このままいい感じで、きれいな状態で年を越したい!と思います。

皆さまもどうぞ、良い1日を。

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◎先週末の「時々、コラム」は、「キラキラしてるって言われてびっくりして考えたこと。」という、タイトルそのままの内容です。良かったらご覧くださいね。



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