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肩書きも、キャリアもないんですけど、って言ってから10年。そして「さんいんキラリ」発売中。

おはようございます。

今日も「シマシマしまね」オープンです。10時から15時まで、はたひよどりでお待ちしています!

さて、くらしアトリエのお仕事とはちょっと離れますが、山陰のもの・こと・人に焦点を当てた季刊誌「さんいんキラリ」が発売中です。

「さんいんキラリ」は、美しい写真、読み応えのある文章、グルメ情報などで人気の雑誌。くらしアトリエスタッフも10年ほど前から、カメラマン・ライターとしてそれぞれお手伝いをさせていただいていました。

当時は「くらしアトリエ」としてまだスタートしたばかりの頃で、ぽわーんと「好きなことを仕事にしたい!」なんて言っていた時代。偶然キラリのプロデューサーさんとご縁があり、編集長を紹介していただき、その場で「今度お願いね」と仕事が決まったのを覚えています。

普通、ほぼ何のキャリアもなく、ホームページでのみ活動をしていた私たちに特集記事の写真やライティングを任せるなんて、かなり無謀だと思うのですが、編集長の既成の枠にはまらない、ピュアである意味自由な考えのもと、ずいぶん勉強させていただきました。編集長のこだわりにこだわった姿勢を見て、「信念を持ってモノを作り上げる」という精神みたいなものを学びました。

また、各地への取材を通して、いい出会いもたくさんありました。この出会いは今でもご縁が続いていて、「シマシマしまね」にも繋がっています。

今回、キラリの方はお手伝いさせていただいていないのですが、「kirari tabi」の方で少し写真を使っていただいています。

もしよかったら、手に取ってみてくださいね。「シマシマしまね」の施設にも置いてあります。

さて、今日のタイトルはキラリのお仕事が決まったときのエピソードですが。

「私たち、何の肩書もキャリアもないけど、いいんでしょうか」とおずおずと聞いたときに、プロデューサーさんも編集長も「ん?そんなのいらんでしょ」と一蹴されて、「…こういう人たちもいるんだなーおじさんなのに…」と思ったものです。当時、おじさん=話が分からない、と思っていたので、柔軟な思想でいるからこそ、ああいう雑誌ができるんだなあ、と納得したものでした。

プロデューサーさんには、「仕事は楽しんでするもの」ということを教わりましたが、その言葉の中には「つまらないことや辛いことも、どうせやらないといけないんだから、楽しんでやったほうがいい」という真理が隠れていて、このことはいつもくらしアトリエの根底にあります。

もう、あれから10年ちょっと経ってしまいました。

相変わらずこだわりを貫いた姿勢で雑誌作りに取り組む「さんいんキラリ」。その姿勢を見習い、刺激をいただきながら、私たちも相変わらず「山陰からていねいな暮らしを伝える」という活動を続けています。

今回のキラリは雲南市特集もあります。

知っているお店や人がたくさん、掲載されています。グルメの特集はいつもわくわくしながら見ていますが、今回もおいしそうなお店がたくさん。

「さんいんキラリ」は山陰各地の書店などで発売中です。皆さまぜひ手に取ってみてくださいね。



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