沖縄の風を感じて…やちむん「陶眞窯」さんのうつわがやってきます！

おはようございます。

10月24日（木）から開催のうつわイベント、きょうご紹介するのは、今回初めてお取り扱いさせていただく沖縄県読谷村の「陶眞窯」さんのうつわです。

「陶眞窯」さんは、国の伝統工芸士でもある相馬正和さんが主宰する窯元です。

海の香りがしてくるような、南国の空の青さが伝わってくるような、何とも言えない開放感と明るさが感じられる、沖縄のうつわ。
いわゆる「やちむん」と呼ばれる沖縄のやきものの中でも、陶眞窯さんのうつわはとびきり明るく、そしてどこか洗練された印象も併せ持つものが多く、目を惹く美しさがあります。

素朴さ、重量感、力強さが特徴の「壺屋焼」の代表的な窯元である陶眞窯さん。沖縄の土を中心にブレンドした粘土と、昔ながらの手作りの釉薬を用いて、沖縄伝統の模様が描かれた、鮮やかな作品を多く作っていらっしゃいます。

個人的に大皿や豆皿を使っていたこともあり、その魅力にはずっと憧れていて、何年か前からお声がけさせていただいていたのですが、今回念願かなって作品を届けてくださいました！とてもありがたく、到着した荷物を開いたときにはその圧倒的な力強さに「すごい！」と感嘆しました。
（沖縄の新聞に包んであるのも、ローカルを感じてじんわり嬉しかったです。）

今回は唐草模様や「デイゴ」「ブーゲンビリア」など、ボタニカルな模様のものを中心に、いろいろな形のうつわが届いています。
伝統的な模様に陶眞窯さんのオリジナリティや新しい風が加えられて、一目見て「あ、陶眞窯さんの作品」と分かるような鮮やかさがあります。お皿の表面が白く化粧されているので、鮮やかさもひときわ浮き上がってきます。

ひとつひとつていねいに描かれた模様はどれもお料理が不思議と映えて、食卓に明るさや賑わいをプラスしてくれます。
大きめのお皿はカレーや焼きそばなどを盛り付けるのはもちろん、野菜炒めやゴーヤーチャンプルーなどを「わさっと」盛り付けるとカッコいいです。また、おむすびや卵焼きなど、いつものおかずをワンプレートランチにするのも素敵。豆皿と組み合わせることで、立体感のある盛り付けができます。

今回の「陶眞窯」さんの作品、小さなお皿やマカイ（お茶碗）から、7寸のプレートや8寸皿などの大きなものもありますので、この機会にやちむんを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、沖縄の模様の代表と言えばこの「魚紋線彫り」。壺屋焼のほとんどの窯元が定番として製作していらっしゃるのですが、子孫繁栄を意味している縁起物だそう。
ユーモラスな魚が跳ねている模様、存在感たっぷりで、躍動感にあふれています！こちらもぜひぜひ、直接ご覧いただき、お選びくださいね。

長い歴史の中で受け継がれてきた「やちむん」。変わらないところと、変革しているところと、両方がうまく融合して、私たちの生活に彩りを加えてくれる「暮らしのうつわ」となっています。ぜひ、皆さまの暮らしにも「やちむん」を取り入れてみてくださいね。

◆うつわイベントについて
◎日時：10月24日（木）～27日（日）11時～16時（最終日は15時まで）

◎窯元・作り手一覧
島根の作り手
・宮内窯（江津市）／・嶋田窯（江津市）／・永見窯（雲南市）／・袖師窯（松江市）／・吉田製陶所（浜田市）／・元重製陶所（江津市）／・鳥ヶ丘製作所（大田市）

鳥取の作り手
・牧谷窯（鳥取・岩美町）／・田中ちあき（鳥取・倉吉市）／・陶工房アッシュワーク（鳥取・米子市淀江町）

全国の作り手
・朴禾（広島）／・古谷製陶所（滋賀・信楽）／・スギウラ工房（愛媛・砥部）／・祥公窯【紬器】-tumugi-（兵庫・丹波）／・雅樂窯（福岡）／・陶眞窯（沖縄・やちむん）／・中嶋窯（秋田）

◎おいしいもの一覧
・男鹿の塩（秋田）／・ジャム（愛媛）／・粒マスタード（福男）／・浜比嘉の塩（沖縄）／・王朝みそ（沖縄）／・塩みかん（愛媛）／・チャツネ、ドレッシング（福岡）／・チーズ（滋賀）／・はちみつ（広島）／・パッションフルーツカード（沖縄）／・白味噌（篠山）　など

※そのほか、島根のおいしいものもたくさん！定番品からイベント限定のおいしいものまで、幅広くご紹介します。

◎日替わりのフード出店もあります！
・10月25日（金）…菫珈琲店・こちかぜ（創作和菓子）
・10月26日（土）…スパイスカレー（U-spice）
・10月27日（日）…沖縄フード弁当（＆）

◎Instagramのハッシュタグ企画も同時開催中！
「#うつわと調味料2024」をつけて、うつわとの暮らし、うつわのある風景を投稿してください。抽選で素敵な特典をご用意しています。一緒にイベントを楽しみましょう！
詳細はこちらからどうぞ。

うつわの盛り付け動画もYouTubeにUPしています。こちらもぜひ、ご覧ください。