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「うつわ×料理」 Vol.2 斐川の農家を応援したい!(パート1)

おはようございます。

連日、オンラインイベント「うつわと暮らしを楽しむ秋」のネットショップにたくさんのご注文をいただき、ありがとうございます!メッセージを添えてくださる方もいらっしゃって、日々感動しています…嬉しいです。

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第一弾の発送は来週金曜日に予定しています。今しばらくお待ちくださいね。

引き続き、11月10日までネットショップはオープンしています。今回、昨年よりも多めに作品をご用意していますので、どうぞゆっくりじっくり、ご覧ください。


さて、イベントにあわせて企画している「うつわ×料理」のコラボレーション。第2回は、出雲市斐川町にお住まいの農家さん3組と、それをサポートするお母さん的存在・岡さんのお料理です。

今回、うつわと料理の撮影をしたいと考えた時、実際に食に携わっている方にお声がけしようと思い、すぐに頭に浮かんだのが斐川の「ながせファーム」の園山さん「GOOD LIFE FARM」の青野さんでした。お二方ともに「シマシマしまね」の農家のお話会で、たくさんいろんな話を聞かせていただいた方々です。

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そしてお料理を作る方…と考えて思い浮かんだのが、斐川町荘原地区のタウンミーティングでいつもお世話になっていた、元コミュニティセンター職員の岡さん。打ち合わせにうかがうと、いつもお手製のお料理やお菓子を出してくださり、パン作りなど本当に多才な方で、園山さん・青野さんとも仲良しで、よき理解者といった存在の方です。

みんなで斐川の食材で何か考えて、何品か作ってもらえませんか?という、かなりざっくりしたお願いに、あれこれ思いめぐらせて考えていただきました!

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当日は、このメンバーに加えて「がっちゃん畑」のがっちゃんも来てくださり、斐川と松江の食材で作られた料理がたくさん並びました~。かなり壮観でした!

お料理が多かったので、和と洋でジャンル分け。調理は岡さんと、青野さんのお母さんが手伝ってくださいました(ありがとうございます…!)。

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まずはピザ。「ながせファーム」さんの地粉でクリスピーピザを作っていただきました。上にはパプリカやアスパラなどの野菜が乗っています。

端っこのところがカリカリでおいしかった!生地の厚みの調整が難しかったとのことですが、手作りピザっておいしいですよね~。

取り分け用のお皿には、広島の「朴禾」さんのものを使いました。ベージュの渋い色合いが、カラフルなピザとの相性が良く、お料理がおいしく見える(実際おいしいのだけど)お皿です。

こういうシンプルなお皿は、いくつあっても良いですね。色合いが食材を選ばないので、おすすめです。

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次にパンプキンスープ。岡さんの知り合いの農家さんが作られたかぼちゃで作っていただきました。こっくりした味わいでかぼちゃの風味もしっかり感じられました。

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「パンプキンスープを作るよ」と事前に言われたときに、絶対にこれに盛り付けたい!と直感で感じた、こちらも「朴禾」さんの「卵型鉢」。

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うつわだけを見ると地味なのですが、かぼちゃの黄色がとっても映えるのです!少しいびつな形がまた自然な感じでとても良い…。

ペアで揃えるのも良いですね。

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そしてグリーンサラダ…こちらは「GOOD LIFE FARM」さんのサラダミックスをシンプルに盛り付けて。お野菜が元気なので、いろいろ工夫しなくても良いのが嬉しいところ。

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サラダを盛り付けたのは鳥取県岩美町・「牧谷窯」さんの丸鉢です。
中サイズなのですが、こちらの青いラインの作品は完売してしまいました。
青×茶色のラインのものはまだ在庫があります。

サラダをもりもり食べたい!というときにはこのサイズで1人分がぴったり。
ちなみにこちらの鉢はスープを入れてもぴったりで、思った以上に汎用性の高い作品です。昨年のうつわイベントでも人気の大きさでした。

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地粉のプレーンスコーンは、撮影を始める直前に園山さんが、その場でぱぱっと作ってくださいました。「ながせファーム」の地粉や木次乳業の牛乳を使って、レシピは「焼き菓子工房徒歩」さんのリッチプレーンスコーンのレシピで。おいしくないはずがないですよね。外側はさくさく、内側はふんわりで、本当においしかったです…。

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盛り付けたのは松江市の「袖師窯」さんの角皿。
このお皿、実は個人的に自宅で使っているのですが、使い勝手が良くて重宝しています。スコーンのような素朴な焼き菓子も良く合うのですが、和風のお料理…例えば焼き魚とか、野菜の揚げびたしとか、揚げだし豆腐とか、和洋中スイーツと何でもいけちゃうのがありがたい。

袖師窯さんのお皿はどれも、ちょっと懐かしい雰囲気もありつつ、お料理を盛り付けると本領発揮!といった感じで、実用性のあるうつわだと実感しています。丸いお皿が多い中で、こういう形のものがあるとアクセントになりますね。

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一品一品、岡さんが説明してくださったのですが、岡さんご自身がいつもこの3人の農家さんから野菜を買っておられて、「もうスーパーで野菜を買うことはなくなったねえ」とのこと。

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ながせファームさんに連絡すると、おまかせ便のように何種類かの旬の野菜が届くそうで(もちろん園山さんの直送便、というか直接便?)、何を作ろうか、と考えるのも楽しいご様子でした。県外にいらっしゃるお子さんたちにも送っておられるとか。

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岡さんは「ひかわキレイマルシェ」の行政側の中心メンバーでもあったことから、斐川をもっと盛り上げたい、楽しくしたい、という気持ちにあふれた方。その岡さんを慕って若い農家さんたちが本音で語り合い、岡さんも農家さんを母のような目線でサポートし、一緒に地域づくりを(地域づくりをするぞ!と肩ひじを張るのではなく、あくまでも自然に)進めていらっしゃるのが印象的でした。

岡さんが思いっきりお料理の腕をふるってくださり、とても楽しい撮影会になったのですが、料理の品数が多すぎて1回では収まりきらない…ということで、和の料理バージョンはまた日を改めてお伝えしたいと思います。お楽しみに!

オンラインイベント「うつわと暮らしを楽しむ秋」についてはマガジンにまとめていますので、こちらもどうぞご覧くださいね。

うつわエピソードも引き続き募集しています。「うつわを買う」以外の楽しみ方を、皆さんと双方向で実践できたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。




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