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ようこそ。島根へ。〜くらしアトリエ的ざっくり島根の楽しみ方。

今日から4月。新しい土地で新しい一歩を歩み始めた方も多いのではないでしょうか。

ここ島根にも、転勤や進学などでお引越しされてこられた方もいらっしゃるのではないかと思います。そして、引っ越しを終えて一段落した週末に、「さて、島根ってどういうところなんだろう」「休みの日にはみんな何をしてるのかな」と検索をしたり、わくわくすると同時に「ここで楽しく暮らせるんだろうか」と不安になったりされているのではないでしょうか。

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そんな方々にまず伝えたいのは、「島根、いいところです!思い切り日々の暮らしを楽しんでください!」ということ。

都市部と比較すると「便利さ」「お店の多さ」「ライブやアートなどに触れる機会」などはどうしても劣ってしまいますが、大切なのは、それを補って余りあるだけの「魅力」が、島根にはある、ということ。

特に、便利な都会から来られた方には、まず今までの価値観とは違うベクトルでの生活を試みてほしい、とお伝えしたいです。

そして、島根の魅力というのは、受け身でただ待っているだけではなかなか体感できない。都会の情報量と同じ感覚だと、どこに情報があるのかわからなくなりがちです。

逆に、「楽しい暮らしは、自分でつくる!」という気概がある方なら、きっととても面白い日常が送れる、そんな土地だと思います。

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例えば、休日をどんなふうに過ごすか、というテーマで考えてみましょう。

くらしアトリエ的おすすめプランは、「道の駅」や「産直市」めぐり。

おいしい野菜や、新鮮な魚を手に入れて、家でお料理がしてみたい、という方なら、道の駅や産直市を訪れてみるのが一番いいと思います。

例えば江津市の「サンピコごうつ」は、野菜や魚が揃う、くらしアトリエ的に県下ナンバーワンの道の駅。地元ならではの食材もあったりして、訪れるのがとても楽しいスポットです。

また、安来市の「道の駅あらエッサ」も、野菜が豊富なのに加え、今の時期はいちごやたけのこなどの特産品、地元の大豆を使ったお豆腐なども豊富に並んでいて、個人的におすすめです。

お惣菜がおいしい、とスタッフがおすすめしていたのは、奥出雲町の「仁多特産市」。炊き込みご飯や煮しめなど、懐かしい味が楽しめます。

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出雲市には「くるみ市」というお店があり、ここは野菜が豊富なのはもちろん、隣接するパン屋さんもとてもおいしくておすすめです。

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それぞれ、江津だと「風のえんがわ」さんや「トラットリア・キツツキ」さん、安来だとおいしいコーヒーで有名な「カフェロッソ」さん、奥出雲なら断然おそば!(ぜひお蕎麦屋さん巡りも楽しんでいただきたい)と、周辺スポットも調べて向かわれるのが良いですね。

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定期的にマルシェが開催されている場所もあるので、出かけてみるのも楽しいです。出雲市では第4日曜日に「Sunday Market CiBO」というマルシェが開催されていて、野菜やコーヒー、ほかにもいろんな作り手のおいしいものが集まっています。


道の駅や産直市については、こちらのコラムもぜひ参考にしてください。

普段の買い物でも、普通に地元の新鮮野菜が買いやすいのも地方ならではのありがたさ。
例えば松江や出雲のスーパーマーケットでも、野菜売り場とは別に「産直コーナー」があり、地元の農家さんが育てた旬の野菜が販売されていることが多いです。私は、普通の野菜売り場で野菜を買うことはほとんどなく、産直市で季節を感じる買い物を楽しんでいます。

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そろそろアスパラが出回る時期かな?とか、ああナスが細くなってきた…秋だなあ、など、そこにあるもので季節が伝わってくるのです。

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その時に採れるものでお料理ができるというのは、本当に贅沢なことです!


お子さんがいらっしゃる方には、海や山など、自然を楽しむ過ごし方もおすすめです。

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何しろ島根は海がきれい!これからの季節はぜひ島根半島の海を楽しんでもらいたいです。
島根町の「チェリーロード」は桜の見ごろをもうすぐ迎える頃。

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そのまま、野波海岸や小波海岸など、のんびりと海を眺めることができる場所が点在していますよ。

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うちの家族はあちこちの海に出かけ、岩場で遊んだり(タコを捕まえたことも)、釣竿を持参したりしましたが、とても良い思い出になっています。

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山もこれからの季節良いですね~。島根の山と言えば三瓶山ですが、上の画像は去年の三瓶山近辺のもの。山のほうは桜の開花が遅いので、菜の花と同時に楽しめることもあります。

今からの季節、人気なのは奥出雲町の船通山。カタクリの花が自生しているところを目当てに、皆さん登山を楽しまれています。また、松江市の美保関のツツジが見ごろを迎える5月頃、五本松公園周辺のハイキングコースを歩くのもおすすめです。頂上の展望台からは南に美保湾、弓ヶ浜、中海、大山を見ることができます!

おすすめのお出かけスポット、こちらにもまとめております。

そして、何より島根の魅力だと思うのは、美しい風景。

例えば、松江・出雲の宍道湖(しんじこ)。

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宍道湖があることで、島根の魅力がひときわ、増しているように思います。

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それくらい、なくてはならない存在。観光客の方に有名なのは晴れた日に沈む夕日ですが、おすすめしたいのは、何と言っても朝!

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早朝からしじみ漁の船があちこちに浮かび、空と湖面の境目が分からないくらいの淡いトーンの風景は、本当にはっとするような、記憶に残る美しさです。


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宍道湖沿いを走る単線の私鉄「一畑電車」も、一度は乗ってもらいたいなあと思います。

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松江から出雲大社までつながっているので、初の「出雲大社詣で」はぜひ、「ばたでん」に乗ってお出かけされてみてはいかがでしょうか。

松江・出雲以外にも、素晴らしい場所はたくさんあります。

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県央を流れる「江の川」は、地域によってさまざまな表情を見せてくれます。オートキャンプ場やカヌー体験もできますよ。川の上にかかる橋もいろんな形があって、(道が細くてちょっと怖いのですが)ドライブも楽しいと思います。

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西へ進めば、山陰の小京都・津和野町があります。東部からだと日帰りはけっこうしんどいのですが、のんびりと街並みを楽しんだり、神社を巡ったりするのも良いですね。

さらに、もっと遠出を…ということだったら、島根には「隠岐諸島」という島があります!ゴールデンウィークのあたりでは、島根県唯一の村である「知夫村(=知夫里島)」でノダイコンの花の群生と牛の放牧が楽しめるはず。

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海がきれいでお魚もおいしい隠岐、堪能していただきたいです!

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…ほかにも、皆さんに楽しんでいただきたい場所、見てほしい風景、たくさんあります。良かったら、くらしアトリエのInstagramをフォローしていただくと、定期的に「きれい!」という風景をUPしていますよ。


くらしアトリエは、この島根という土地でいかに楽しく、知的好奇心を持って暮らせるのかを考え、発信しているNPO法人です。

活動の中で思うことは、「大切なのは、暮らしを楽しもう!というマインドだ」ということ。

あれがない、これもない、と「ないものを数える」のではなく、今ここにあるものに目を向け、磨き上げていく。

自分の意識を前向きにシフトして、島根の生活を全力で楽しんでみよう!と思うことで、目の前の景色は確実に変わる。これは、自分たちが経験として知り、皆さんに絶えずお伝えしてきたことです。

この「暮らしを楽しむコツ」みたいなものが会得できれば、きっと日本じゅう、いや世界じゅうどこで暮らしても、楽しめるはず。

島根にいらっしゃる方も、そうでない方も、ぜひそれぞれの暮らしを楽しんで、満喫してくださいね。

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そして、もし島根について知りたいことや、疑問に思ったことがあったら、どうぞお気軽に私たちにお尋ねください。皆さんの島根暮らしが少しでも豊かなものになるよう、全力でお答えしたいと思います!

春からの、皆さんの暮らしが楽しいものでありますように。


サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。