デザインのお仕事報告~シビックプライドあふれるイベントのチラシ。
おはようございます。
昨日は、NPO法人くらしアトリエの定期総会がありました。
事業報告・決算報告、事業計画、そして予算案について、スタッフが集まって討議しました。久しぶりに8名の会員が集い、無事に終了することができました。
総会はNPO法人にとって一大行事ですので、毎年ドキドキしながらの開催ですが、今年も無事に終わってホッとしました…。
事業計画も承認していただいたので、気持ち新たに、地域と暮らしをつなげる活動に注力していきたい!と思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、そんな中ですがお知らせがひとつ。デザインのお仕事報告&イベントのお知らせです。
出雲市斐川町荘原地区の「元気な斐川を創る会」さんからのご依頼で、今月末に開催される「ひかわキレイマルシェ」のイベントチラシを製作させていただきました。
マルシェ立ち上げの時にお手伝いをさせていただき、それから数年。イベントのあり方を模索しながら、毎年開催されてきました。今年も斐川の作り手に焦点を絞り、地元のおいしいものを中心に、皆さんが笑顔になれるようなイベントを目指しておられます。
チラシ製作の打ち合わせの際、昨年のマルシェやワークショップで参加者の皆さんが教えてくださった「荘原地区のいいところ」をデザインの核にしてもらいたい、というお話が、主催者の方からありました。
野菜がおいしい、人があったかい、挨拶ができる、空港がある、ひまわり畑がきれい、歴史ある史跡がある、などなど…。
皆さんから寄せられたさまざまな「地域の魅力」をチラシで見てもらえるように、とのリクエスト。そして、単なるチラシじゃなくて、捨てずにずっと持っておきたくなるようなものを、とのこと。
荘原地区の形の中に、寄せられた「地域の魅力」をすべて書き入れていくのはどうだろうか、ということで、約200個のコメントをすべて、地図の中に落とし込んだデザインに仕上がりました。じっくりと読んでもらって、地元の良さを再認識してもらえれば…という思いが込められています。
各所に散りばめられた切り絵は荘原在住の方に製作をお願いし、ひまわりの花や飛行機、アイガモや花火など、たくさん作っていただきました!
荘原地区はタウンミーティングなどでもお世話になりましたが、地域に暮らす住民たちが自ら立ち上がって地域の未来を考えていらっしゃいます。マルシェの成り立ちも「街のにぎわいを取り戻したい」という住民主体の思いから。私たちも過去に一度参加したことがありますが、地元に暮らす方々もとても楽しみにされていた記憶があります。「シビックプライドをどう高めていくか」という問いの答えのひとつになっているマルシェではないでしょうか。
出雲の方はイベントが大好き!というのをひしひしと感じる今日この頃…きっとこのイベントも地元の方を中心に賑わうと思います。皆さまも、おいしい野菜やお菓子、コーヒーやアクセサリーなどが楽しめますので、ぜひお出かけくださいね。
チラシは荘原コミュニティセンターのほか、「オープンスペース.美南」さんにも置いてありますので、興味のある方は手に取ってみてくださいね。
そして、「ひかわキレイマルシェ」の日程は下記のとおりです。
日時 2022年5月29日(日)
時間 10:00〜14:00
場所 斐川町荘原コミュニティセンター ※荒天中止
出店者情報はFacebookから見ることができます。
サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。