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いよいよ明日からうつわイベント開催!福岡から、伝統と新しい風の交わるうつわが届きました。

おはようございます。
いよいよ明日に迫ったシマシマしまねのうつわイベント「うつわと、調味料。」

月曜日から本格的なイベント準備に取り掛かりました。
什器の準備やディスプレイ用のパネル作成、会場のシミュレーション、ポップの製作など、毎度のことながら一つずつチェックしつつ、当日を迎える支度を整えています。

そんな中、最後の作品が昨日、福岡からやってきました!
福岡県糸島市で作陶をされている「雅樂窯(うたがま)」さんの作品です。

スタッフが個人的に愛用していたこともあって、今回ぜひイベント用に作品をお願いできないかとご連絡したところ、ご快諾いただき、大変お忙しいなかたくさんの作品を届けてくださいました。

もともと唐津のご出身で、唐津焼の陶芸家に師事して活動をされたのちに独立された雅樂窯の伊藤さん。2008年に、福岡県糸島市に移住されました。
唐津焼の伝統を踏まえつつ、現代の風が吹くような、新しさも漂う作風が特徴です。

渋い色合いの黒と金色のグラデーションが美しい「金彩」は、光や中に入れる飲み物によって輝く大人っぽいうつわです。
また、刷毛目のそばちょこはダイナミックなたたずまいで、荒々しさの中に温かみも感じるデザインになっています。
「唐津焼」と言うと、お茶道具とか高価なうつわ、といった、敷居の高さを感じてしまう方も多いかもしれませんが、雅樂窯さんの作品はそういう敷居を超えて、普段の暮らしに使いやすいかたちと色を生み出していらっしゃいます。

今回は、フリーカップとして重宝するそばちょこと、こちらも多目的に使える三角カップの2種類を、それぞれ異なる釉薬や風合いで作っていただきました。

そばちょこは、カップとしてコーヒーやお酒などを飲むのに使えるほか、デザートカップとしてヨーグルトやアイスクリームなどを盛り付けるのにも適しています。

ごつごつした刷毛目、繊細な黒金彩、どちらも魅力的で、同じ作り手の方が製作されたとは思えないですね。

今回ご紹介するの三角カップは、皮くじら(画像手前)と、黒金彩のみとなります。

また、三角カップは小さめのごはん茶碗として、また、スープカップとしても。

あったまる粕汁を盛り付けてみました。

さらに、ミニパフェなどのスイーツを盛り付けるのにもぴったりの、使いやすい三角錐型のうつわです。

とうもころしごはんを盛り付けてみました。

島根では販売がありませんので、この機会に福岡の地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
雅樂窯さんについてはこちらの記事もご覧くださいね。

そして、同じ福岡からの調味料は、久留米市の「TAKECO1982」さんの完熟柿のチャツネと、マサラドレッシングが届いています。

ご近所の「mamenino」さんに、気になる調味料教えてくださいとお願いしたら、教えてくださったのがこのチャツネ。
73歳でスパイス専門店をオープンさせたという、何ともパワフルな女性・吉山武子さん。そんな武子さんの監修によるチャツネとドレッシングです。

「完熟柿のチャツネ」はカレーの付け合わせとして、また、カレールーに混ぜればコクが増して格段に美味しくなります。
また、スパイシーさと甘さのバランスがとても良いので、ヨーグルトやパンケーキなどにかけて、ジャムのようにお召し上がりいただけます。

同じ福岡のうきは市で廃棄を余儀なくされていた柿の有効利用法として、開発されたというこちらのチャツネ。地域のためになって、かつ、ちゃんと美味しい、というのが、実に良いなあ、と思います。チャツネ初心者の方にも扱いやすい味だと思いますので、ぜひ一度お試しください。

なお、こちらのチャツネは21日(土)の「U-spice」さんによるスパイスカレーのランチボックスに、ご希望で添えていただくことができます。興味のある方は、ランチボックスもぜひぜひ、お試しください!

そしてもう一つ、「マサラドレッシング」です。

かっこいいパッケージ!

マサラドレッシングとは?と思われるかもしれませんが、ひとことで言うと「すごーく美味しいカレー味のドレッシング」です。

コリアンダー・ターメリック・ガラムマサラ・クミンパウダーなど、スパイスの香り豊かな味わいで、酸味と辛み、甘みをしっかり感じられます。辛いといっても唐辛子の辛みはありませんので、お子さまでも大丈夫。野菜がもりもり食べられちゃいます!

この日は出雲市の「Good Life Farm」さんのサラダミックスに、同じく出雲市の「ながせファーム」さんの紫玉ねぎやかぼちゃ、キヌアを混ぜた簡単サラダを作りました。

マサラドレッシングのパンチの効いた味わいがめちゃくちゃおいしくて、食が進みました。サラダだけではなく、鶏肉など肉料理にかけてもおいしそう。「マヨネーズ感覚で」とおすすめの文章にあって「?」と思ったのですが、なるほど万能にいろいろな料理に使えそうです。

日頃はあまりドレッシングを買わないのですが、この味は自分ではなかなか出せないなあ、と思ったので、野菜をたくさん食べたい方はぜひ!

いよいよ明日から始まるうつわイベント。
会場は「オープンスペース.美南」さん。住所は「島根県出雲市斐川町美南117」です。


お越しになる方への注意事項は以下のとおりです。どうぞよろしくお願いいたします。

◎駐車場は、会場の前側スペース(10台駐車可)および建物西側にある「北島研修センター」駐車スペース(15台程度駐車可)となります。
雨が降ると足元が悪くなりますのでご注意ください。路上駐車は固くお断りいたします。

エコバッグをご持参ください。紙袋は有料となります。
冷蔵商品(チーズ、チーズケーキなど)をお買い求めのご予定がある方は、保冷バッグ・保冷剤をお持ちください。こちらでご用意する保冷剤は有料となります。
◎お支払いは、現金/クレジットカード/PayPay がお使いいただけます。
◎商品の梱包はセルフでお願いいたします。新聞紙等、置いてありますのでご自由にお使いください。
◎敷地内及び屋内には、関係者以外の立ち入りを制限させていただいている場所がございます。立ち入り禁止の場所には危険を伴うところもありますので、小さなお子さまをお連れのお客さまは、見守りをよろしくお願いいたします。少ない人数で運営しておりますので、目が届かない場合があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
◎敷地内(屋内・駐車場 等)及び周辺における お客さま同士のトラブルや車両トラブルには責任を負いかねます。また、施設周辺は住宅地となっていますので、ご近所の方の生活・環境に支障を来す迷惑行為等はくれぐれもお控えください。

◎今回のうつわイベントにご出展くださる窯元さん、作家さんの一覧です。

永見窯(島根・雲南) / 宮内窯(島根・江津) / 袖師窯(島根・松江) / 嶋田窯(島根・江津) / 元重製陶所(島根・江津) / 吉田製陶所(島根・浜田) /
牧谷窯(鳥取・岩美) / 田中ちあき(鳥取・倉吉) / 陶工房アッシュワーク(鳥取・米子) / ドモク堂(鳥取・湯梨浜、益子) /
朴禾(広島・安芸高田) / 古谷製陶所(滋賀・信楽) / スギウラ工房(愛媛・砥部) / 紬器-tumugi-(兵庫・丹波篠山) / 雅樂窯(福岡) /
KANA ALLCOCK CLAYWORK(アメリカ・テキサス)

今までのイベント関連の記事はこちらのマガジンからご覧いただけます。


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