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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい…
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島根の美しい風景をただ礼賛したい。きれいな海を背景に、列車が行ったり来たりする動画もあります。

島根の魅力を語るとき、まず「美しい風景」というのを挙げることが多いです。賛同していただける方も多いのでは、と思いますが、いかがでしょうか。 海もあって山もあって、島もある島根は、そこかしこに「きれい!」「絶景!」という風景が当たり前に転がっています。それが、本当にすごい! 先日、お盆の真っ最中に浜田市三隅町に出かけてきたのですが (そのときの記事はこちら)、野山嶽のひまわり畑を楽しんだ後、「道の駅ゆうひパーク三隅」に立ち寄りました。 実は、ここも目的地のひとつだったの

校歌には地域の魅力が詰まっている。

今日の「時々、コラム。」は、校歌について。 …なんで校歌?と思われるかもしれないので前置きしておくと、4月21日(木)から始まるイベント「島根から大山を愛でる 通称:愛で(めで)大山」の企画段階で、校歌が重要な意味を持っていたのです。 発端は、大山について考えていたとき。「そう言えば子どもが中学校に入学したときに、校歌に”出雲富士”っていう歌詞があってびっくりした」というのを思い出しました。 「出雲富士」というのは、島根の人が大山のことを呼ぶときの別名です。(一説には「

ようこそ。島根へ。〜くらしアトリエ的ざっくり島根の楽しみ方。

今日から4月。新しい土地で新しい一歩を歩み始めた方も多いのではないでしょうか。 ここ島根にも、転勤や進学などでお引越しされてこられた方もいらっしゃるのではないかと思います。そして、引っ越しを終えて一段落した週末に、「さて、島根ってどういうところなんだろう」「休みの日にはみんな何をしてるのかな」と検索をしたり、わくわくすると同時に「ここで楽しく暮らせるんだろうか」と不安になったりされているのではないでしょうか。 そんな方々にまず伝えたいのは、「島根、いいところです!思い切り

お正月という「ハレ感」がアドレナリンを生み出すことについて。

2022年、最初の「時々、コラム。」です。 今年も、よろしくお付き合いをお願いいたします。 昨年末、オンラインサークル「くらしの学校」で宿題を出しました。(サークル内では、不定期で管理人の私たちが宿題を出し、各自が考えて提出してもらうということをやっています。) 宿題のテーマは「新たな年を気持ちよく迎える工夫について教えてください」というもの。年末年始をどう過ごすのか、大掃除や新年のしつらえ、お正月のおせちやお雑煮のことなど、メンバーの方からいろんな解答がありました。

2021年、テーマは「機嫌よく過ごす」そのために心がけること。

今日は新年1回目の「時々、コラム」ということで、2021年の抱負などについて綴ってみたいと思います。 年末年始、俳句の本を読んでいました。 「今年はと 思ふことなきにしもあらず。」 正岡子規が数えで30歳になったお正月に詠んだ句です。 この俳句には、 「三十而立と古の人もいはれけん」 という言葉が添えられているのですが、これは孔子の『論語』にある、「子曰く、われ十有五にして学に志ざす。三十にして立つ。…」というあれです。国語の教科書で習いましたよね。 孔子からす

大小という数値では測れないものがある。

この頃、ささやかなことで幸せを感じることが多い気がします。 ステイホーム以降、自分のまわりに目を向ける機会が増えたからでしょうか。 外出が減ったり、直接会う人が少なくなったりした分、手の届くところにあるちょっとしたことに心が動き、じんわり幸せな気持ちになります。 先日、久しぶりに娘と雑貨店に出かけたときのこと。 庭が素敵なそのお店で私が歩いていると、後ろから娘が「あ、鳥が巣を作ってる」と言うのです。ふり返ると、娘が見上げているその視線の先、木の上のほうに、枝を使って作られ

今日は敢えてのんきなコラム。「散歩と花のすすめ」。

毎週金曜日に更新している「時々、コラム」。今日はえらくのんきなコラムだなあと思われるかもしれませんが、ちょっと肩の力を抜いて読んでもらえたら嬉しいです。 昨日の夜、島根県内でも初の感染者の報告があり、夜に行われた記者会見も全部観て、一晩明けて、思った以上に自分が動揺していることに気づきました。心を落ち着けなければ…と思うものの、同じ場所を何度も消毒してみたりして…「0」と「1」はまったく違うものなんだなあ…と痛感しました。 毎朝、家事を済ませた後、ちょっとだけ庭のパトロー

「輝く王冠の島」〜シマシマしまねに隠岐の産品が少ない理由。

「いま、「シマシマしまね」のショップコーナーで取り扱っている商品のうち、隠岐の島で作られたものは「崎のみかんジャム」とamairoさんのアクセサリーだけ。 このみかんジャムがものすごくおいしくておすすめなのです! ※定番商品の「舟ピロー」は、隠岐に向かうフェリーで使う枕、ではあるのですが、実際に製作されているのは松江市の「眠りの専門店 たにや」さんです。 このみかんジャムは「海士町」で生産されています。隠岐にはほかにも「隠岐の島町」「西ノ島町」「知夫村」という3つの町村

楽しい!スパイスカレーの世界!

昨年、カレーをテーマにポットラック(持ち寄り)の会を行いました。 参加者の皆さんそれぞれ、ご自分の得意なカレーを持ち寄ってくださり、カレーの持つ味の広がりやバラエティ、楽しみ方などをたくさん、教わりました。ひと言で「カレー」といっても、味もアプローチの仕方もさまざま。カレーは深い!というのを再認識した会でした。 それからかなり経ってからなのですが、ふとしたきっかけでスパイスカレーにハマり、月に2回は作っています。 きっかけはテレビのトーク番組でお話をされていた水野仁輔さ